(昨日終値1万4423円、シカゴ日経平均先物1万4600円 )
NYダウが140ドル上昇、NASDAQも$46以上。為替の円安に振れるなど
「昨日上がらなかったらいつ上がるの?」
というぐらい上昇する要素が詰まっていた昨日の寄り付き前。ただし、外資系
証券会社の注文状況は70万株の買い越しに留まり、相変わらず慎重な姿勢を
見せています。
寄り付きは113円のギャップを空けてのスタートとなりました。東京五輪
の開催でインフラ整備や観光などの需要が拡大するとの期待感はまだ新鮮味が
あり、円相場による外需株だけでなく、一昨日に引き続き内需株も幅広く
買われました。特にインフラ整備を意識した株は上昇をしており、大手ゼネコン
4社は揃って年初来高値を更新し、またセメント株も相変わらずの強い動きを
見せています。
昨日上昇をしたと言っても、日経平均はその取引時間の大半を、昨日私が設定
した予想レンジの1万4400円で頭を抑えられる動きを見せましたが、東京
時間14:30に発表された中国の8月鉱工業生産が予想の9.9%を上回る10.4%
となり、また同時に発表された小売売上高や固定資産投資なども、予想を裏切ら
ない数値が発表されたことで、壁となっていた1万4400円をブレーク。
大引けでは高値からは小反落したものの、前日比218円高の1万4423円での
引けを迎えています。売買高は42億3075万株、売買代金は2兆4412億円と
連日の2兆円超えとなっており、市場に活況が戻ってきたことを表わしています。
兎に角昨日はインフラ関連の株が活況で、東証1部の出来高上位、売買代金
上位2社に建設会社株で占められたことが昨日の動きを象徴しています。
また業種別で建設は勿論、海運、倉庫、保険、空運、鉄鋼、証券等の上げが
目立つなど、こちらも五輪関連の盛り上りを感じられるものばかりです。
日本時間未明にアップル社が予想通りiphone5c と5sを発表し、それと
同時にNTTドコモがiphoneを扱うことも発表。
本日は話題性からiphone関連企業の株価が注目されます。昨日大引け時点
では関連企業とされる会社のうち少なくとも2社は一昨日の引けからは
値を下げています。
本日は欧米各国の株式市場が大きく上昇をし、また円相場も100円台を
超えてきていることなどから、引き続き五輪関連を中心に上昇するものと
考えられます。
相場は順調に上昇をしており、また外部要因もこれを助ける形に
なっていることから、1万5千円超えを狙う動きとなっていると考えて
ゐます。
<テクニカルの視点>
今週に入っての上昇幅は562円となります。25日との乖離線は7月下旬
以来の5%を超えとなっています。またボリンジャーバンドの+2σを超え
ちょっと過熱感が出てきているのは確か。ただ勢いがあるため過熱感が
意識されることは、始値を下回ってこない限りないと思われます。
高値のメドは7月25日・26日できたギャップを埋めることになる
1万4533円、その上ではボリンジャーバンドの+3σが示す1万4561円、
その上となると一気に1万4750円となります。
下値としてはボリンジャーバンド+2σが示す1万4281円、一目均衡表の
雲下限である1万4173円があげられます。
<本日の相場格言>
買うのと買わされるのとは別物だ
<本日の易経>
かのえ たつ = 見切って乗り換え
昨日のお告げは「ここからじり高」。しばらく様子を見なければなりませんが
昨日はじりじりと上昇したため、お告げは「○」とさせていただきます。
(易経通算成績表26勝19敗9引き分け)

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