NYダウ +111.04 NASDAQ +31.12 英 +56.70 仏 +1.87
独 +39.06 伊 +45.84 スペイン +8.000
ポルトガル +118.40
米財政協議が11日にも合意かという思惑により欧米の株価は続伸をしましたが、
週末に合意に至ることはできませんでした。大統領側は無条件尚且つ共和党の
提案した6週間より長期間、尚且つ政府機関の再開を主張し溝は埋まらないまま。
ベイナー下院議長は「大統領に短期の債務上限引き上げを断られた」ことを
明らかにしています。
G20の声明も虚しく、デッドラインに刻一刻と近づいてきています。共和党としては、
これまで色々と妥協をしたとの気持ちがあるのでしょうが、大統領側は妥協の
ない‘完全勝利’に向けて、突き進んでいる状態です。
オ大統領側は「債務所上限を引き上げなければ、米国は建国以来初のデフォルトに
陥り、国の信任と世界での立場が脅かされる」と警告し、デフォルトになったら
共和党の責任であるように仕向けています。。
それでは米国民がこの債務上限の引き上げについてどう思っているかというと、実は
ある調査では58%の米国人は1セントたりとも上限を引き上げるべきではないとの
結果がでているそうです。共和党がもしもポピュリズムに走ったならば、上限引き上げ
自体に反対をするはずですが、実際は6週間の債務上限の引き上げを提案しています。
またオバマケアに関しても即座にこれを葬り去るような行動には出ていませんから、
共和党としては「妥協をしてゐるのだから今度は大統領側でしょ?」との気持ちが
あるのでしょう。
さて話題のデフォルト、つまり、利払いや元本の支払いを停止するような事態に
なるか否かですが、債務上限を引き上げられなくても、米国の場合は日々の税収
によって利払いが滞ることはないとの格付け会社のムーディーズは指摘を
しています。
お金の入りの部分と出しの部分をイーコルにすればデフォルトは避けられると
いうのが本当のことですので、利払いなどをするために本格的な政府機関の閉鎖
をすれば問題なしになります。
ただ債券の利払いや元本の支払いを第一の優先順位とする制限をかける
ような法律はないようですから、デフォルトさせるかどうかの最期の引き金は
オバマ大統領の決断如何となります。
オバマ大統領の‘妥協’が唯一の救いの手なのかもしれません。

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