(昨日終値1万4088円、シカゴ日経平均先物 1万4185円)
NYダウが95ドル高になり、また欧州の株式指数も好調さを維持しましたが、
日本市場では円相場が97円台前半でとどまっていたことや、中国の買いオペ
中止からくる短期金利が上昇するなどして、金融引き締め観測等が材料視され
ており、欧米の株式相場の流れをフォローの風とすることができませんでした。
寄り付きから売りが先行し、日銀のETF(指数連動型上場投信)の買い期待が
あるものの、下落の流れを止めることは出来ず、昼過ぎに円が97円台を割り
込んだことから先物市場に売りが膨らみ下げ幅が拡大。
売り一巡後に、一時的に値を戻す場面もありましたが、この流れでは戻り売りの
意欲は強く、また海外ファンド勢のポジション調整も継続したことから上値は
重く、引けにかけて一段安となって終了しています。
金曜日の終値は398円安の1万4088円、売買高は24億1139万株、売買代金は
2兆0833億円となっています。下げ幅としては8月7日に576円安となって
以来のものです。
おおはずれの金曜日でした。個人的ショックも大きく立ち直るのに一日かかって
しまいました。
NYダウが上昇して終わったことや、円相場も比較的円高のレベルであったものの、
落ち着いていたので、金曜日はチャートポイントの1万4500円を超える場面も
あるかと思っていたのですが、とんだ思い違いでした。
この思い違いの原因に、株式指数への寄与度の高いソフトバンクが出資する中国の
電子取引大手・アリババが予定していた米国や香港での株式上場計画を中断
すると、香港の有力紙の報道として伝えられたことで、ソフトバンク株が下落を
したといういわゆる「イベント・リスク」に晒されたこともありますが、リスク・
回避の動きに関して楽観的すぎたと反省をしています。
中国の短期金利の上昇が先週の下げの要因となったわけですが、上海総合指数は
それほど下がっておらず、日本市場の下げの大きさが目立ちます。
一部報道でスイス系証券が買いポジションを保有しており、これを見つけた
機関投資家が先物売りを仕掛けて、この会社に投げ売りをさせたことが金曜日の
下落の大きな原因としています。
月曜日ですが、NYダウの続伸と為替も97円台半ばまで帰っていること、そして
金曜日の急落の主たる原因がスイス系証券のポジション整理であれば、ポジション
整理は落ち着いたことが考えられることから、反発をすることが予想されますが、
戻り売り意欲は依然強いと思われ、上げ幅は限定的となると思います。
<テクニカルの視点>
この下落で移動平均線の25日を再び割り込み、75日まで割り込みました。また
パラボリック、MACDが陰転をしたことから、チャート上は良くありません。
上昇をしても戻り売りが意識されるところです。
上値の目標は移動平均線の75日が位置する1万4177円、そして25日線の14481円
また、9月26日の高値と10月8日の安値の半値戻しとなる1万4274円があげられ
ます。
また下値メドとしては心理的サポートとなる1万4500円および、10月8日の
安値である1万3748円が想定されます。
<本日の相場格言>
株に一攫千金はない
<月曜日の易経>
ひのと う = 人気にならない
昨日の御告げの「急騰暗示」。注釈はいりませんね。暗示するような動きも
見えず、当然これは「×」とします
(易経通算成績表36勝33敗15引き分け)
★□月曜日の経済指標□★
日本時間20:00 英10月CBI流通取引調査
日本時間22:15 米9月鉱工業生産(0.4%)
日本時間22:15 米9月設備稼働率(78%)
日本時間23:00 米9月中古住宅販売保留件数指数(0.5%)
日本時間23:30 米10月ダラス連銀製造業活動指数
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
米2年債入札(320億ドル)
伊インフレ連動債入札
グリーンスパン前FRB議長講演

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