(昨日終値1万3661円、シカゴ日経平均先物 1万3520円)
金曜日の米株式相場は小幅高に留まったなか、現状の金融緩和継続観測が
強くなり、円高傾向に歯止めがかからず、寄り付き前から主力輸出株には
売り圧力がかかり、また寄与度の高い銘柄も売りがやや優勢となって
いました。
寄り付き前の外国証券の注文状況も売りが1810万株に対し、買いが1210
万株と二日続けての売り越しとなりました。
寄り付きは230円安となり、今月4日以来の1万4000円割での開始と
なり勢い下値を探る展開に。4日間で700を超える下落となると、
押し目買いの注文が流れ、また前後して1㌦=97円台であった為替も
98円台に乗せるなどしたために、1万3900円を超えて1万4000円を
狙う動きになりました。
しかし、金融株に海外からの利益確定の売りが継続し、また企業決算も
市場期待に届いていないため下値を拾う動きは強くなく、すぐに折り返し
をしてしまいました。取引きを開始したアジア諸国の株式市場も低調で、
特に上海総合指数はギャップ・ダウンをし、節目の2000を割り込んでの
開始となるなど日経平均の重石となりました。
その後もアジア諸国の株式市場の動きは右肩下がりで変わらず、リスク・
オフが意識される中、取引時間中に発表された企業決算も市場予想に
届かないケースや、届いても先行きに厳しい見方をしている所が多く、
買いあがれない状態。先物にも売りが入ったことなどから、先物主導で
値を下げ、引けにかけて下落幅を拡大しての終了となってしまい、結局
468円安の13661円と安値引け。売買高は25億6546万株、売買代金は
2兆1924億円でした。
さて、本日も多くの主力企業で決算発表がなされます。為替市場で円高が
進んでいるわけではありませんが、海外の株式相場は低調なままなことや、
本日から週末にかけてのイベントを意識せざるを得ず、昨日同様に折り
返しても上値は限定的と言わざるをえません。
ここで、他のアジア諸国の株式市場の反転(特に中国)を期待したいところ。
しかし、先日中国審計署(会計検査院に相当するところ)が全国的な政府債務
の検査に着手すると発表していることから、地方政府が抱える巨額の債務問題
が顕在化する可能性もあり、中国株の早期の反転には期待できそうにありません。
<テクニカルからの視点>
2日連続‘窓’を開けた相場展開となっています。本日再び窓を開けると、
ローソク足でいう「三空叩き込み」となり、酒田五法では「三空叩き込みに買い
に向かえ」と言われています。本日も窓を開けてのスタートなりますが、このまま
窓を開けて陰線となるのかが注目されます。そうなるとやはり「江頭タイム」が
注目されることになります。
下値のメドは一目均衡行の雲下限にあたる1万3589円、ボリンジャーバンドの
-1σにあたる1万3548円そして、節目の1万3500円となります。
過去のデータからすると1万3500円を割り込むと1万3200円台まででもみ合う
場面は少なく、1万3500円を割り込むと、6月27日と28日にできた窓の
1万3213円が意識されるようになります。
<本日の決算発表会社>
日清製粉グループ本社(食料品)、ヤクルト(食料品)、JT(食料品)、
積水化学工業(化学)、花王(化学)、オリエンタルランド(サービス業)、
フジ・メディアHD(情報・通信)、富士フイルム(化学)、
コニカミノルタ(電気機器)、タカラバイオ(化学)、
住友電気工業(非鉄金属)、横河ブリッジHD(金属製品)、
森精機製作所(機械)、日本精工(機械)、日立製作所(電気機器)、
オムロン(電気機器)、GSユアサ(電気機器)、富士通(電気機器)、
川﨑重工業(輸送用機器)、三菱自動車(輸送用機器)、ジェイテクト(機械)、
東京エレクトロン(電気機器)、オリックス(その他金融業)、
日本取引所グループ(その他金融業)、東日本旅客鉄道(陸運業)、
西日本旅客鉄道(陸運業)、東海旅客鉄道(陸運業)、ANA(空運業)、
KDDI(情報通信)、大阪ガス(電機・ガス業)、ベネッセHD(サービス業)、
ソフトバンク(情報・通信)
<本日の易経>
ひのと とり = 売りに利あり
昨日のお告げは「見送る」。
月曜日の流れは右肩下がり、これは売るか、買いたい人は見送る動き。
それを考えると「見送る」は△に近い○と云う事にします
(易経通算成績表15勝6敗3引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:30 日本6月失業率(4.0%)
日本時間08:30 日本6月有効求人倍率(0.91倍)
日本時間08:50 日本6月鉱工業生産速報値(前月比-1.5%)
日本時間15:00 独8月Gfk消費者信頼感(7)
日本時間16:00 スペイン第二四半期GDP(前期比-0.1%)
日本時間16:00 スペイン第二四半期GDP(前年比-1.8%)
日本時間18:00 ユーロ圏7月経済信頼感(93)
日本時間18:00 ユーロ圏6月消費者信頼感・確報値(‐17.4)
日本時間21:00 独7月消費者物価指数・速報値(前年比+1.7%)
日本時間22:00 米5月S&P/ケースシラー住宅価格指数(前年比+12.43%)
日本時間23::00 米7月消費者信頼感指数(81)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
米連邦公開市場委員会開催(~31日)
ドイツ銀第二四半期決算発表
バークレイズ第二四半期決算発表
UBS第二四半期決算発表
日本2年国債入札(2兆9千億円)
イタリア中期国債入札(2018年、2023年償還、計67.5億ユーロ)

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