(昨日終値1万3824円、シカゴ日経平均先物 1万3720円)
昨日の一昨日と同様に、NYダウの下落と円高が重なり、下押し圧力が
高まる寄り付き前。下値試しとならずに反発する場合は主力株に買いが優勢
となる傾向が強いのですが、昨日は輸出主力株、また寄与度の高い銘柄は
売り優勢。海外証券会社の注文状況は、売りが1110万株に対して、買いが
1370万株とこちらは買い越しとなっていました。
寄り付きは前日比245円安からのスタートとなりました。
寄り付き後も買いの触手が伸びず、またこれまで日本株を支えていた外国人
投資家もその多くが夏期休暇に入っているため、買いの出足が鈍かったよう
です。
前日の後半にかけての上昇のなかで、先物が買われたわけですが、昨日は
この反動から先物売りが入り下押しをして、昨日、一昨日のポイントとして
あげた1万4000円を試す動きとなりました。
ただ寄り付き1時間後に、円相場が20銭とわずかながら円安となったことから、
日経平均は一旦上昇する場面もあり、また日銀によるETFの買い期待もあり、
比較的堅調に前場は引けました。
後場に入ると円相場が円高方向へ舵を取ったために、再び日経平均は下値試し
となりました。好業績を発表した銘柄などは買いが入ったものの、全体に広がる
事はありませんでした。むしろ株安が円高を呼び起こしているなど、一種の
負のスパイラルとなっていることから、買い手が引いてしまったことがネガティブ
ファクターとなったと考えます。
期待された日銀のETF買いも観測されないことから失望売りを呼び込み、1万
4000円を挟んだ動きとなった後下落幅を拡大し、結局は前日比576円安の
1万3824円で終了。売買高は24億2251万株、売買代金は2兆1300億円と
3営業日ぶりの2兆円回復です。
さて本日。NYダウも下落し、また円相場も一段と円高となっていることから
再び下値探りの展開となることが予想されます。
週末のSQ値の発表を控えてオプションの行使価格である1万3750円、
1万3500円が意識されてくるのではないでしょうか。昨年11月中旬から
大きな流れの中でアップトレンドとなっているこの相場ですが、そこから
引けるサポートラインが現在、1万3500円に位置しています。1万3500円
は重要なポイントです。
為替が96円台に沈んでいますが、最近の金融当局者による「9月縮小」を示唆
する発言や、米国の経済指標等を考えるとそれほど、この円高が長く続くもの
とは考え難いところです。さらに円高になるとしたら、日経平均の底抜けがその
一番の要因となると考えています。
現在勢いの中円高・株安となっていますが、そろそろ買い場に差し掛かっている
と思っています。
あとはここで買うのか、1万3500円まで待つのか・・・それだけでは?
<テクニカルからの視点>
昨日は例のアセンディングラインはサポートされた形となりましたが、安値引け
をしているために、サポートされたとは言い難いところです。本日はこの
ラインを割り込んでくると考えますが、ポイントとしてまずはこのラインまで
終値で戻ってこられるのか否か。下値のポイントはベターボリンジャーバンド
の位置する1万3706円、そして100日移動平均線がある1万3678円と
なります。
その下となると上述の理由で1万3500円となり、これが非常に重要なポイントと
なります。
<本日の易経>
ひのえ うま = 高値追い注意
昨日のお告げは「買いが一貫」。
昨日の相場は500円を超える大幅安。長い目で見れば、1万4000円を割り込んだ
ところでは買いなのかもしれませんが、昨日の動きとしては明らかに×となります。
(易経通算成績表17勝9敗4引き分け)

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