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昨日の世界の株式市場

NYダウ -225.47 NASDAQ -63.15 英 -104.09 仏 -21.0
独 -61.83 伊 +83.39 スペイン -51.70
ポルトガル -10.13

欧米の株式市場は総じて下落。そのきっかけとなったのは米国の経済指標
です。

昨日発表された週間新規失業保険申請件数は、予想の33万5千件に対して
32万件と発表されたことで、労働市場が着実に改善をしていることが
示されたため、再び9月のFOMC会合での金緩和縮小懸念が台頭したことで
欧米の株価は下落をしました。

また消費者物価指数も総合・コアともにマーケットの予想通りとなりましたが、
前年同月比となると総合指数で前年比+2%、コアでも+1.7%とFRBが想定
している想定インフレ率の2%に達したことも、やはり金融緩和縮小を意識
させるものとなったと思います。

経済指標が発表される前にブラード米セントルイス連銀総裁が
「低水準のインフレ率は懸念材料であり、依然上昇に向かっていない」
と発言しましたが、消費者物価指数が年率で2%に達したことで、この発言は
市場にインパクトを与えることは出来ませんでした。

米国の経済指標をトリガーとして下落をした昨日の欧米株式市場ですが、
欧州の場合は最近の連騰疲れもあって、リクイデーションのきっかけを探して
ゐたところですので、欧州の下落には悲壮感は感じられません。

一方の米国ですが、こちらは微妙です。‘縮小に向かうには縮小をしても
ダメージが少なく‘が基本なのですが、出てくる数字にまだバラつきが
あります。バラつきがあるからこそ、金融緩和縮小観測が持ち上がるたびに
株価は下落をしてしまうわけです。

そろそろこの話しも市場が‘織り込み済み’としても良さそうなのですが、
全くその気配が感じられません。年前半の株価を考えると既に約15%の上昇
をしており、この下落もコレクションと言えばコレクションとも言えますが
NYダウが1万5000ドルまでの下落は視野に入れなければならない
でしょう。

念のため、昨日発表された米国の経済指標の結果は以下の通りです。
1) 新規失業保険申請件数 32万件(予33.5千件)
2) 7月消費者物価指数 0.2%、コア・0.2%(予 双方とも0.2%)
3) 7月鉱工業生産指数 ±0% (予0.3%)
4) 7月設備稼働率   77.9% (予77.6%)
5) NY連銀製造業景況指数 8.24(予10.00)
6) フィラデルフィア地区連銀業況指数 9.3(予15.0)
7) NAHB8月住宅市場指数 59.0%(予57%)


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