(昨日終値1万3338円、シカゴ日経平均先物 1万3360円)
緊迫するシリア情勢を背景に、世界的リスク・オフとなった一昨日の世界の
株式相場。世界的株価の下落と円高により、強烈な向かい風となり寄り付き前
の注文状況は全面的に売り優勢となりました。
また外資系証券会社の注文状況も売りが890万株に対し、買い610万株と
こちらも売り越し。
日経平均は前日比257円安の1万3285円で寄り付き、その後も下値試しの
展開となりました。売り一巡後に反発する場面もありましたが、市場には
不透明感が覆っており上昇しても1万3300円に留まり、その後押し返されて
前場は終了。
アジア諸国の株式市場も大幅下落をしたことが重石となり、また円相場が
1ドル97円を割り込むなど、円高も重なった後場明け後には、下げ幅が354円
となり1万3188円まで下押しする場面もありました。
その後97円を割り込んだ円相場が折り返しをし、円安へと動いたことを契機
とし、株式相場も折り返しをしました。
その後下落をしていたアジア諸国の株式市場 ~特にインド・上海~ が反転を
したことが好感され先物市場に買い注文が流入したことで、大引けに向けて下げ幅
を縮小しての終了となりました。
終値は203円安の1万3338円、売買高は19億7950万株、売買代金は1兆
6454億円と低調なボリュームは継続中となっています。
さて本日。97円を割り込んだ円高が午後から反転したことは既に書きました。
その後も円安傾向がつづいており、この背景には米国の国債市場が落ち着きを
見せて10年債利回りが上昇したことがあげられます。
為替が円安となっていることや、米国株式市場が上昇をしていることから、
ショートカバーから上昇をすると考えられます。
現在消費税増税について有識者会議が行われているなか、増税意見が多く、
消費税増税をすると景気後退は避けられないことや、米の金融緩和縮小観測
が円高局面が続かないバックグラウンドとなっていると考えています。
<テクニカルの視点>
昨日の大幅下落で新たな窓(1万3392円~1万3517円)ができました。
上昇局面となると、この窓を埋めることが意識されます。
上値メドとしてはボリンジャーバンドの-1σにあたる1万3463円、その上は
心理的節目と5日移動平均線がほぼ重なる1万3500円となります。
下値メドは昨日の下落時にサポートされたボリンジャーバンドの-2σのある
1万3125円となります。
中期的トレンドの観点からすると、この下落相場は7月中旬から始まっており、
きれいなダウントレンドの線を引くことができます。この7月中旬からの下落
が切り返すには1万3750円をブレークすることが必要です。
<本日の相場格言>
無駄遣いする金があるなら相場せよ。長者になれる真の近道
<本日の易経>
ひのと う = 人気にならない
昨日のお告げは「買い出動」。
終値が高値引けとならなかったものの、上昇をして終了していることから
昨日のお告げは、「○」とさせていただきます。
(易経通算成績表22勝15敗7引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本、対外及び対内証券売買契約等の状況
日本時間14:45 仏8月企業業況感(95)
日本時間16:00 スペイン第二四半期GDP・前期比確報値(‐0.1%)
日本時間16:00 スペイン第二四半期GDP・前年比確報値(‐1.7%)
日本時間16:55 独8月失業者数(5千人減)
日本時間16:55 独8月失業率(6.8%)
日本時間21:00 独8月消費者物価指数・速報値(+1.7%)
日本時間21:30 米新規失業保険申請件数(33.0万人)
日本時間21:30 米第2四半期GDP改定値(前期比年率+2.2%)
日本時間21:30 米第2四半期個人消費改定値(前期比年率+1.8%)
日本時間21:30 米第2四半期GDPデフレーター改定値(前期比年率+0.7%)
日本時間21:30 米第2四半期GDPコアPCEデフレーター(前期比年率+0.8%)
日本時間20:00 米MBA住宅ローン申請指数
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
日本2年債入札(2兆9千億円、日本時間12:45)
オーストリー・ノボトニー中央銀行総裁討論会参加
レーン欧州委員講演(日本時間17:45)
イタリア国債入札(18:00)
ユーロ圏メルシュECB理事講演(日本時間21:00)
ブラード米セントルイス連銀講演(日本時間21:50)
ワイトマン独連銀総裁講演(日本時間25:00)
ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演(日本時間27:00)

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