(昨日終値1万3459円、シカゴ日経平均先物 1万3520円)
オセアニア時間帯に円安方向へ動き、また米NYダウが上昇するなど、反発
をすると予想される中、主力輸出株は売り買いまちまち。また寄与度の高い
銘柄もやや売り優勢と聞こえ、上昇勢いのなさが感じられた昨日の寄り付き前
の状況。外資系証券会社の注文状況は売りが1460万株に対し、買いが1080
万株と380万株の売り越しとなっており、これは、今月に入り3番目の売り
越しの多さでした。
寄り付きは44円高の反発。寄り付き前に売り優勢であった銘柄に買いが入り、
また先物市場で買いが先行したことから、その後も上昇するも、シリア問題や
新興国市場での株安・通貨安が解決しておらず、反発幅が限定的となりました。
やや円高となる場面では引き摺られて上げ幅を縮小する場面もありましたが、
アジア新興国の株式市場が堅調な寄り付きとなったことから、下落の場面でも
その幅は限定的にとどまり、非常にレンジの狭い取引に終始をしました。
シリア情勢については既にマーケットには織り込み済みとする見方が強くなった
雰囲気ですが、今のマーケットの頭を抑える要素は他にもあり、なかなか「これ
が解決したからもう下落は終わり」とは問屋が卸しません。
その後アジア新興国の株式市場が上海市場を除き上昇をしていることから買い
安心感を誘い、引けにかけ再び上昇。終値は前日比121円高の1万3382円と
なり、売買高は18億1012万株、売買代金は1兆4763億円でした。
昨日話題の銘柄としては、政府が古いマンションの解体や売却をしやすくする
規制緩和の検討に入ったことから、不動産開発による需要増期待からセメント
会社各社の株価が上昇。またインドルピーや株価の下落の影響を受けていた
スズキ自動車が日産自がスズキから軽商用車や軽ワゴン車のOEM供給を受ける
と発表したことから久しぶりに反発しています。
昨日121円上昇した日経平均は、その上昇分の1/3が寄与度の高いファースト
リテイリング社によるものであることを考えると、力強さに欠けるものです。
本日ですが、米NYダウが小幅ながら続伸をしていることや、円相場が98円台
と円安となっていることから、月末のウィンドウドレッシングも期待され、
日経平均株価の続伸が期待されます。
しかし、何度も指摘させていただいている通り、9月はイベント満載の月であり、
なかなか手が出し辛いところ。上値のメドとしてはまずは8月のSQ値である
1万364円03銭となります。
<テクニカルの視点>
ボリンジャーバンドの-1σにあたる1万3451円を奪還したのはポジティブ
となりますが、5日移動平均線1万3527円や、前日にできた1万3517円と
1万3392円とのギャップは埋め切れていません。本日の上昇でこのギャップは
埋めてくるのでしょうが、その上にはベターボリンジャーバンドが示す1万
3621円、パラボリックが示す1万3702円が控えており、相場環境を考えると
これらを抜けてくるのは一苦労であると考えています。
<本日の相場格言>
運鈍根
<本日の易経>
つちのえ たつ = 乱高下注意
昨日のお告げは「人気にならない」。
昨日の日経平均の値幅は98円。これは今月に入って一番の値幅の少なさ。
売買代金も少なく、人気にならないというお告げがそのまま当てはまる。
よって、昨日のお告げは「○」といたします。
(易経通算成績表23勝15敗7引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:30 日本7月全国消費者物価指数(除生鮮食品、前年比+0.6%)
日本時間08:30 日本、東京都区部消費者物価指数(除生鮮食品、前年比+0.4%)
日本時間08:30 日本、7月失業率(3.9%)
日本時間08:30 日本、7月有効求人倍率(3.9%)
日本時間08:50 日本、7月鉱工業生産(前月比+3.6%)
日本時間18:00 ユーロ圏7月失業率(12.10%)
日本時間18:00 ユーロ圏8月消費者物価指数・速報値(前年比+1.4%)
日本時間18:00 ユーロ圏8月経済信頼感(93.8)
日本時間18:00 ユーロ圏8月消費者信頼感指数・確報値
日本時間21:30 米7月個人所得(前月比+0.2%)
日本時間21:30 米7月個人消費支出(前月比+0.3%)
日本時間21:30 米7月コアPCEデフレーター(前月比+0.2%)
日本時間22:45 米8月シカゴ購買部協会景気指数(53)
日本時間22:55 米8月ミシガン大学消費者信頼感指数(80.5)
日曜日
日本時間10:00 中国8月製造業PMI(50.5)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
ブラード米セントルイス連銀総裁講演(日本時間22:00)

ランキングへのクリックをお願いします
人気ブログランキングへ