(昨日終値1万4170円、シカゴ日経平均先物 1万4135円)
物は言いよう、解釈もそれぞれ。昨日まで白だったことが今日は黒になることは
マーケットではよくあることです。一昨日までは米政府の一部閉鎖に関して寛容で
あったマーケットが一転して厳しい見方となっています。しかしこれもまた
マーケットです。
またマーケットの特徴として、言い方は悪いのかもしれませんが、「欲しがり」で
あり、「サプライズ」好きという点です。
昨日の株式市場は上述のマーケットの特徴が如実に出た形でしょうか。
前日のNYダウが62ドル高となったことや、円相場が落ち着いていたこともあり、
オープニングでは買いが集まり、ポイントとなっている1万4500円を早々に超え、
安定をするかと思われましたが、虚しくもその状態は続かず。
1日の安倍首相の消費税増税に併せた経済対策も内容的には「サプライズ」がなく
出尽くし感がマーケットには蔓延し、米政府の一部閉鎖の影響を危惧する声、
そしてこれから迎える米債務上限問題などがあり、買いは盛り上がらずに買い一巡
後は下を試す状況となりました。
それでも前場は昨日の私の想定レンジでの推移をしていたのですが、後場に入ると
1万4750円や1万5000円のコールオプション(設定行使価格で買う権利)の売り
戻しや、安倍首相の記者会見への失望から先物市場に売りが入ったことで、下げ幅を
大きく拡大。ここで本来ならば実需筋の買いが期待できるのでしょうが、昨日は
手控え雰囲気が蔓延しており、マーケットを支えることはなく、先物市場の下落が
現物市場を支配して300円以上の下落をして終了しています。
終値は前日比314円安の1万4170円、売買高は29億0154万株、そして
売買代金は2兆459億円となっています。
最近書いているように、弱気相場を示しているテクニカル分析としては
「わが世の春」ではありますが、この3営業日でおおよそ590円の下落とは
下落幅はきつい印象があります。まさか1万4250円を割り込むとはこれは
正直想定外でした。
イタリアのエンリコ・レッタ首相は昨日の信任投票で信任され、ひとまず
イタリアの危機は去ったことは一つのプラス材料となりますが、嵐の原因である
米国の方は今のところ何の進展も見られませんし、上昇しても戻り売りは続き
そうです。
本日は円高が進行していることや、米株が反落をしていることにより、1万
4000円割れを試す場面があってもおかしくない状況です。一方でこの3営業日で
590円近くも下落をしていることから、買戻しが期待されますが市場が望む、
「サプライズ」は出そうになく、戻り幅は限定的となります。
<テクニカルの視点>
引き続きテクニカル分析及びチャート上では、現況の相場はいけません。
感応度の高いMACDがシグナル線とデッド・クロスをし、また奪還したかった
5日移動平均線は遠くなってしまいました。
下値メドとしては一目均衡表の基準線にあたる1万4068円、またベター・
ボリンジャーバンドが示す1万4166円が気になるところです。
<本日の相場格言>
割安株をあさる場合、ばばを掴まないようにする一つの手は、
過小評価されている成長株を選び出すことである
<本日の易経>
みずのえ とら = 買いひとすじ
まずは一昨日の御告げの「買い方堅調」
昨日は大幅下落をしたことを考えると完全に「×」でした。
(易経通算成績表30勝25敗13引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本対外及び対内証券売買契約等の状況
日本時間10:00 中国9月非製造業PMI
日本時間17:00 ユーロ圏9月総合PMI・確報値
日本時間17:00 ユーロ圏9月サービス業PMI・確報値(21.1)
日本時間18:00 ユーロ圏8月小売売上高(0.1%)
日本時間20:30 米9月チャレンジャー人員削減予定数
日本時間21:30 米新規失業保険申請件数(31.5万人)
日本時間23:00 米9月ISM非製造業景況指数(57)
日本時間23:00 米8月製造業受注指数(0.2%)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
中国市場休場(国慶節 ~7日)
日銀金融政策決定会合
スペイン国債入札
ラガルドIMF専務理事講演
ウイリアムズ米サンフランシスコ総裁講演
フィッシャー米ダラス連銀総裁講演
ロックハート米アトランタ連銀総裁、労働市場についてコメント
パウエルFRB理事講演

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