(昨日終値1万4760円、シカゴ日経平均先物 1万4635円)
NYダウが55ドル高となり、また円相場も落ち着いていたことから上昇機運が
高まると思っていたのですが、寄り付き前の注文状況は主力輸出株等が売り買い
拮抗となる一方で、寄与度の高い銘柄は買い優勢となった状況で、残念ながら
思っていたよりも買い気配は強くありませんでした。外資系証券会社の注文状況
は120万株の買い越し。
一旦市場がオープンすると、NYダウの上昇と円相場の落ち着きで上値試しの
展開となりましたが、上昇幅は小幅にとどまりました。これは週末要因による
利益確定の動きがあったことと、やはり米国の財政協議の難航と債務上限問題
によるものと考えられます。
また前日は法人実効税率の引き下げについて、珍しくすぐさま反応をしなかった
麻生財務相が、「現段階での法人実効税率の引き下げを考えていない」と発言を
したことも頭を抑える原因となったと思われます。
頭の重たい要因がある一方で、5兆円となると思われている補正予算への期待感も
あり押し目買いの意欲も継続しており、円相場も円高方向へ振れたにも関わらず、
下落幅も限定的となりました。
後場に入ると円相場が一段と円高となったことから、最近のチャートポイントと
なっている1万4700円割れを試す場面もありましたが、すぐに押し返され
結局は前日比39円安となる1万4760円で終了をしています。
売買高は30億6704万株、売買代金は2兆402億円と、売買代金は活況の目安
となる2兆円をかろうじてクリアーしています。
当初は10月1日に消費税増税と一緒に「buy my Abenomics」を実現すべく、
成長戦略を強化する経済政策を発表する予定でありましたが、首相は
「消費税増税は10月初旬の経済情勢を見極めて判断する」と発言。
当初の10月1日の発表を先送りする可能性がありますが、市場の期待感
は大きいものです。
発表時期に関しては1日には日銀短観そして、安倍首相の会見、3日から
4日にかけて日銀の会合があるため、発表はもしかしたら4日になるのかも
知れません。
米国では政府機関の閉鎖を回避するため、上院で来月15日までの暫定予算案が
可決され、下院で可決されても債務上限引き上げの期限に極めて近い時期となる
ため、来月中旬まで不安感が続き、マーケットの上への動きを非常に重たくする
要因となります。
上昇しても7月の高値を突き抜けていくには、ポジティブサプライズが必要と
なります。
<テクニカルの視点>
テクニカル的にはマイナス要素が目立ちます。
ローソク足では明確ではありませんが、前日の陽線に金曜日の陰線がかぶさる
「かぶせ線」気味となっています。かぶせ線が意味する所は「買い勢いが弱まり
相場転換になることが多くなる」ということ。また20日の高値とほぼ同じレベル
で下落していることも頭の重たさが意識されるところです。またパラボリックが
陰転したのも良くありません。
<本日の相場格言>
休むのはただの休みと思うなよ、次の仕掛けのもととなるなり。
<月曜日の易経>
つちのと い = 買うところ
昨日のお告げは「見送る」。
これは人それぞれの判断となるので、昨日のお告げは引き分けとさせて
頂きます
(易経通算成績表29勝24敗12引き分け)
★□月曜日の経済指標□★
日本時間08:50 日本8月鉱工業生産・速報値(‐0.3%)
日本時間10:45 中国9月HSBC製造業PMI・改定値(51.2)
日本時間17:30 英8月消費者信用残高(+6億ポンド)
日本時間18:00 ユーロ圏9月消費者物価指数速報値(前年比+1.2%)
日本時間22:45 米9月シカゴ購買部協会景気指数(54.3)
日本時間23:30 米9月ダラス連銀製造業活動指数
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
メルシュECB理事講演(日本時間25:00

ランキングへのクリックを是非お願いします
人気ブログランキングへ