ドイツの連邦選挙があるも、そうそうにトレンドは変わりそうにない | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株式市場

NYダウ -46.07 NASDAQ +1.62 英 +66.57 仏 +35.64
独 +58.12 伊 +254.53 スペイン +91.20
ポルトガル +9.53

~欧州~

欧州株はFOMCでの資産買い取り額に変更が見られなかったことで、
米国、アジア各国の株式市場が上昇した流れを受けての上昇となっています。
特に景気循環株といえる鉱山株や、運輸、また金利に敏感な不動産関連株の
上昇が目立っています。

イギリス・フランス・イタリアなどは大きく値を上げる中で、ドイツ及び
ポルトガルの指数はそれほどまで伸びることはできませんでした。
この背景にはまずは米格付け会社のS&Pがポルトガルのソブリン格付け
見通しを「クレジットウォッチネガティブ」に指定されたことが伝わり
上昇幅が限定されてしまいました。

「クレジットウォッチネガティブ」とは聞きなれないタームでありますが、
これは、格付けを引き下げる方向で見直すことを示しており、数か月以内
に格下げされることが多いとされています。(*注クレジットウォッチ
ネガティブの反対語はクレジットウォッチポジティブ)

ドイツに関しては、今月最後のイベントであり、今年の大イベントの一つと
考えられていたドイツ連邦選挙が行われます。最新の調査で反ユーロを唱える
「ドイツのための選択」が伸びず、メルケル首相が率いるキリスト教民主同盟
が人気を集めているとのことですから、今のところ心配される政策の持続性の
中断はなさそうです。

~米国~
米国では予想以上の経済指標の発表が続いた昨日ですが、それぞれが特殊要因
を抱えており素直な反応が出ず、これまでの上昇の反動から小反落をしての終了
となっています。

まず発表された週間新規失業保険申請件数は30万9000件と発表されました。
「31万件近くとは結構いい数字」と思われる方も多いかとおもいますが、
先週に引き続きカリフォルニア州とネバダ州でコンピューターシステムの改良
作業で集計ができなかったとのことですので、あまりあてにはならないか?

またこの日発表された8月の中古住宅販売件数は548万戸と発表され、
2007年2月以来の高水準となっています。ただこれは今月に資産購入
縮小による金利高を予測し、その前の駆け込み需要があったことが
十分に考えられるため、8月にピークをつけたとの観測も流れているほどで、
素直に「景気拡大」と言えないのが痛いところです。




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