シリア情勢の緊迫度が高まるも、パニックは起こらず | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株式市場

NYダウ +23.65 NASDAQ +22.74 英 -37.78 仏 -31.94
独 -63.16 伊 -47.54 スペイン -15.60
ポルトガル -16.56

週末に後退したシリアへのミサイル攻撃懸念が復活し、頭を抑える
展開となりました。

欧州株は当初は前日終値と変わらないレベルで動いていたものの、
ロシアのレーダーが地中海で2発のミサイルが発射されたことを捕捉
したことが伝えられたことを契機に下落に転じました。
その後このミサイルは米・イスラエルの合同演習だったことが判明を
しましたが、事前予告のない演習であったために、否が応でも今後の
突然のシリアへの攻撃不安を駆りたてるものです。

また米国でも債務上限問題などで、これまで幾度となくオバマ大統領と
対立してきたベイナー共和党下院議長が、シリアへのミサイル攻撃に
支持を表明したことで、攻撃の実現性が高まったことから各国の株価の
頭を抑える要因となっています。

昨日発表された注目の米国8月ISM製造業総合景況指数は55.7と前月
の55.4から上昇し、これは2年2か月振りの高水準となりました。
ISMの内容を見ると、新規受注・在庫・受注残また新規輸出受注の伸びが
今回の2年ぶりの高水準に貢献しており、欧州・中国だけでなく米国でも
製造業が回復していることがわかり、経済にとってはプラスです。
ただし、雇用指数が前月の54.4から53.3へ低下をしており、FRBが縮小
の目安としている雇用情勢が引き続き厳しい環境であることを示唆して
おり、9月の緩和縮小観測を惑わせるものです。

ただ為替相場を見ていると、確かにテクニカル上昨日のシリア情勢の緊迫化
でも99円台を維持したことは9月の縮小へ市場のコンセンサスが固まって
ゐる査証かもしれません。


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