NYダウ -170.33 NASDAQ -79.04 英 -51.13 仏 -98.40
独 -192.59 伊 -397.96 スペイン -255.90
ポルトガル -115.32
来月がビッグイベント目白押しということもあり、にらみ合いの展開になる
と先週末は考えたのですが、こうもイベントが降ってくるとそうは問屋が
おろしません。
降ってきたイベントとは、シリア情勢と米債務上限問題そして、米国の量的
緩和縮小があげられますが、なかでもシリア情勢の緊迫度の高まりが一番に
考えられます。
昨日発表された欧州経済の牽引車である独の8月Ifo景況感指数・景気期待
指数・現況指数全てが市場予想を上回りました。
本来ならばこれは欧州株式市場にフォローの風となるのですが、シリア情勢の
緊迫している下では市場参加者はとにかくリスク・オフの姿勢を強めるもので、
投資資金は株式市場ではなく、世界景気の動向に左右されにくいとされる
ドイツ連邦債や米国債、また金などの安全資産にシフトしてしまい、株価は
大きく下落をしました。
米国の経済指標はまばら。
S&P/ケースシラー住宅価格指数は17か月連続のプラスとなりましたが、市場
予想に届かず、また米調査会社コンファレンス・ボードが発表した8月の
消費者信頼感指数は前月比では市場の予想以上のものでした。
シリア情勢については、シリアの旧宗主国であるフランスのオランド大統領が
「シリアを化学兵器の使用で罰する用意がある」と発言し、また米NBCテレビ
は早ければ明日29日にも米によりミサイル攻撃が開始されると報道をするに
至っています。
今のところミサイル攻撃を開始しても、期間は限定的であると考えられており、
泥沼に入るようではありませんが、こればっかりは正直蓋を開けてみなければ
わからないところです。
仮に3日間で終わったとしても月は変わり、ビッグイベントが続く9月に突入
となります。この下落の要因として米債務上限問題・量的緩和縮小観測も
あげましたが、本来ならば9月に入ってから話題性を持つものでしたが、この
シリア問題によって、時間の前倒しとなったと考えています。

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