NYダウ +30.34 NASDAQ +13.85 英 -34.11 仏 +2.92
独 -3.79 伊 -39.78 スペイン +33.80
ポルトガル +11.20
大注目の米雇用統計は強弱入り混じるもので、予想を併せて結果を箇条書き
にしてみると以下の通りになります。
・非農業部門雇用者数 +16.2万人 (予想+18.5万人)
・失業率 7.4% (予想7.5%)
・平均週間労働時間 34.4時間 (予34.5時間)
・時間当たり賃金 $23.98 ($24.01)
・民間部門雇用者数 +16.1万人 (19.6万人)
・政府部門雇用者数 +1千人 (8千人減)
・長期失業者数 424万6千人(前月432万8千人)
失業率だけを見ると7.5%から7.4%へと、改善をしているわけですが、一方で
非農業部門雇用者数は過去2か月の数値が下方修正され、また時間当たり賃金・
週間労働時間が減少をしていることが、強弱相まっていると言える点です。
失業率はFRBの目標とする6.5%に一歩前進していますし、長期失業者数が減少
をしているのはポジティブなのですが、賃金・労働時間が減少していることも
そうですが、非農業部門雇用者数が16.2万人であったことはいただけません。
今年にはいり7回雇用統計が発表されているなかで、今回の数値は1月に次ぐ
したから3番目の数値と、金緩和縮小が囁かれているなかでの数値としては満足
できるものではありません。
また失業率は改善していますが、25歳から54歳の労働参加率は≒81%で上向く
動きは見せていませんし、またこの世代の就業率は76%ぐらいでこの数か月
足踏みをしたままとなっています。これは根っこの部分ではまだまだ改善をして
ゐないと言えます。
もともと労働市場が根っこの部分から改善し、失業率が低下するには毎月20万人
の非農業部門雇用者数の増加が必要であると試算されています。16.2万人はいかにも
少ない数値です。先日のFOMC声明、そして今回の雇用統計を考えると、9月の
縮小はまた一歩遠のいたと思っています。

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