NYダウ +19.96 NASDAQ +7.41 英 +42.7 仏 +23.49
独 +22.04 伊 +166.77 スペイン +10.400
シカゴ日経平均先物1万4710円
欧米各国の株式市場は総じて上昇。下落の大きかったポルトガルの株式指数
も昨日は反発をし、上げ幅は欧州各国で一番となっています。
この上昇をもたらしたのは中国の経済指標。
~欧州~
昨日発表された数々の中国の経済指数。市場は非常に低調であった貿易統計を
基に市場予想よりも下振れするのではとの危惧がありましたが、発表された
経済指標が下回ったのは大きくても0.2%と、ほぼ市場予想にそうものでした。
中でも注目の第二四半期のGDPは7.5%と、第一四半期の7.7%から鈍化をした
ものの、市場予想と一致したことで欧州市場に安堵感をもたらしましています。
また昨日は経済指標とは少し毛色がかわったとことろで、6月の中国の電力生産
が発表され、前年同月比6%増と5月の4.1%増よりも、電力生産が拡大して
います。この電力生産ですが、中国の統計の中でリアルな経済動向を計るうえで
重要な統計とされており、私はこの電力生産の拡大が安堵感をもたらしたのだと
思っています。
一旦下落をした各国指数ですが、米シティーグループが予想を上回る決算を発表した
ことを好感し、再び上昇をしての終了となっています。
政治的不安定さから下落をした相場は、一応昨日上昇したものの、本日16日には
ギリシャの労働組合がゼネストを決行するとのことですから、日米のような上昇
気流にはまだまだ遠いと言えます。
~米国~
昨日発表となったNY連銀製造業景況指数は9.46と前月の7.84から上昇し、
市場予想の5.0も上回るものとなりました。特に新規受注や雇用指数が改善して
いるなど好感できるものだった一方で、6月の小売売上高は自動車等を除いた
いわゆるコア部分は±0と前月よりも減速をしてしまいました。これは消費意欲
の減退を示しているもので、こちらがネガティブ・ファクターとなり、一時株価
を押し下げました。しかし、シティグループが市場予想を上回る決算を発表した
ことや、10年国債も安定していたことから発表された小売売上高の影響は少なく、
3日連続の最高値更新で終了しています。
今週は主要企業の決算発表が目白押しです。歳出強制削減の影響で期待が低かった
ものの、今のところ予想を上回る決算を発表するとこが多く、順調な滑り出し
と言えます。第二四半期を振り返ると、経済指標が極度に下振れしたことは
なく、今週次々と発表される主要企業の決算も期待ができ、非常に堅調に
推移をするものと考えられます。

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