日経平均株価予想レンジ(1万2900~1万3300円)
(昨日終値1万3317円、シカゴ日経平均先物 1万2980円)
日銀金融政策決定会合のゼロ回答が頭を抑えてしまったと言えます。個人的
にはこれまで市場の動きを読んだ発表をしてきた日銀の動きを信用し過ぎた
ことが、ある意味で敗因だったと思っています。
海外の株式相場がまだら模様になった一方で、為替が円安となったことで、
寄り付き前の注文状況は自動車・電機などの主力輸出株は買い優勢となり
ました。ただし、一昨日に今年一番の上昇となったため、折り返しの売りも
入りやすく、寄与度の高い銘柄はやや優勢となっていました。
外国証券の寄り付き前の注文は売りが1140万株に対して、買いは1460万株。
取引きが開始されると、寄り付き前の寄与度の高い銘柄の売りが影響し、
前日比10円安で開始されましたが、反落の原因となる銘柄が反発したために
日経平均は前日比プラスの領域に押し返されました。ただし、お昼休み中に発表
される日銀金融政策決定会合の結果を待つ態勢が非常に強く、買いの姿勢は手控え
ムードとなり、前日比プラスの領域の時間は短く、その後午前の取引は前日終値
近辺の動きに終始をして終了しました。
昼休み中に伝えられた日銀金融政策決定会合の結果は「現状維持」。
市場が期待していた資金供給オペ延長や、ETF、REITの買い入れ枠増額の発表
もありませんでした。これを受けて昼休み中に日経平均先物が大きく下がり、
また為替も1㌦98円の半ば過ぎから98円近辺まで円高が進みました。当然の
ことながら後場の取引は、大きく下落して始まり一時は200円以上の下落と
なりました。
売り一巡後に為替も落ち着きを取り戻したことなどから、上昇をする場面も
ありましたが、前日の終値には到底届かず、大引け13分前から再び売られ、
結局は前日比196円安の1万3317円で終了。売買高は35億4489万株、
売買代金は2兆7149億円と一昨日は上回ったものの、売買代金は二日連続
の3兆円割れとなりました。
下落は止まり反発が継続すると思っていたのですが、日銀のゼロ回答に
足を引っ張られてしまいました。週末のメジャーSQ算出を前に荒っぽい
動きが続いています。
本日は欧米諸国の市場で売り圧力が強かったこと、また為替が一時1㌦=
95.60円になるなど円高になっていることなどから、ギャップを開けて下落
をしての開始が予想されます。底固めが必要であると昨日書きましたが、
本日「陽線」で終わるのか「陰線」で終わるのかが注目されます。
くわしくは<テクニカルの視点>で。
<テクニカルの視点>
ローソク足からすると「陽の陰のはらみ」となり売り買い攻防の分岐点を
示しています。上値で寄って陽線で引けたら「買い」なのですが、下値で
よって陰線引けなら「売り」となります。本日は下値で寄ることが予想され
ますので、陰線で引けるのか否かが本日のポイントとなります。

ブログランキングへのクリックをお願いします
人気ブログランキングへ