下落は止まった、次は底固め。~ただボリュームが減少したのは気になる~ | 相場伯爵のブログ

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日経平均株価予想レンジ(1万3300~1万3700円)
(昨日終値1万3514円、シカゴ日経平均先物 1万3560円)

金曜日発表された雇用統計の結果、FRBが早期の(今夏)金融緩和の縮小を
するとの観測が弱まったことから、NYダウが200ドルを超す上昇をしたこと
を受けての昨日の日経平均の寄り付き。為替でドル円が98円台に入ったこと
もあり、寄り付き前から円安を享受する主力輸出株や、日経平均株価の上昇
を見込んでの日経平均寄与度の高い銘柄に買いが集まりました。
寄り付き前の外国証券会社の注文状況は売りが1260万株に対して、買いが
1850万株と590万株の買い越し。
寄り付き前に発表された日本の第一四半期のGDPの改定値が上方修正された
ことは安心感につながり、日本株には追い風となりました。

始値から大きな窓を開ける金曜日終値比264円高の1万3141円で寄り付いた
後もその勢いは止まらず、一気に1万3300円台に突入。さすがに大幅上昇と
なったためか寄与度の高い銘柄には売りが入り、日経平均の伸びは一休止と
なりましたが、自動車関連の株を中心とした幅広い銘柄への買い注文の流入し、
非常に堅調な動きのまま午前の取引は終了となりました。

後場に入っても自動車関連株は堅調に進み、また昨日から本日まで開催されて
いる日銀金融政策決定会合で長期金利の安定化をさせる政策が発表されるとの
期待もあり、不動産・金融関連株価も堅調に進みました。
取引開始30分後には前場で頭の重たかった平均株価の1万3300円を超え、
また大引け1時間前には1万3400円を突破しました。出来高が伴っていない
ことから、この辺で打ち止めかと思ったのですが、またしても大引け30分前
から一段高となり、大きなより戻しがないまま結局、金曜日比636円高の
1万3514円の高値引けとなりました。
昨日の売買高は32億5193万株、売買代金は2兆5760億円と報告されています。

昨日の日経平均採用銘柄の値上がり率ベスト10には、自動車及びスマホ
関連の企業が目立ち、東証一部の業種別では自動車セクターの値上がり率が
トップとなっています。
政策関連銘柄のトピックスとしては、政府がメタンハイドレードの埋蔵量
等について北海道から島根県の日本海沿岸6地域で3年かけて調べると
報じられたため、海洋資源開発関連が上昇をしています。

大きく上昇をした昨日の日経平均株価ですが、先日このブログでも取り上げた
75日線を昨日はクリアーしたうえにこれをサポートする形となりました。
確かに安心感はある一方で、売買代金が先月7日以来の3兆円を割り込むなど
ボリュームが伴っていないところが気になります。ボリュームが伴っていない
となると、昨日の上げはショートカバーでの上昇の色彩が強く、諸手をあげて
反転したとは言い切れないとの声も聞かれます。私はとりあえず下落は終了と
見ていますが・・・

さて、本日ですが、NYダウが下落をしている一方、S&Pが米国の信用格付けの
見通しを引き上げたことで、ドル円が海外で一段の円安となり、一時99円を突破
した後98円台後半(昨日日本時間1500は98.40近辺)になっていることは、
本日の株価にとってはプラス材料です。
昨日は一日としては今年一番の上昇でしたから、昨日のようには上昇をしない
とはしても、非常に堅調に推移をするのではないかと思っています。

<テクニカルの視点>
25日はまだですが、5日及び75日移動平均が上向いてきていることはポジティブ。
またストキャスティックスでD線とK線がゴールデン・クロスをし、また25日
移動平均線との乖離率が-5%を下回っている(つまり売られ過ぎ)ことも
ポジティブな材料です。
上値のメドとしては5月下旬の最高値と先日の最安値の値幅を基に、3分の1戻し
の1万3679円、またフィボナッチ係数38.2%戻しの1万3844円が挙げられます。
3分の1戻しの近辺にはパラボリックが示す1万3661円のレジスタンスがあり、
ここはポイントであると思われます。




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