カオスは続くが、やり過ぎの感は否めない | 相場伯爵のブログ

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日経平均株価予想レンジ(1万2600~1万3000円)
(昨日終値1万2904円、シカゴ日経平均先物 1万2910円)


NYダウが大幅に下落し、また為替で一㌦=99円を挟む展開と円高になった
ことを嫌気して、主力輸出株や日経平均指数に大きな影響を与える銘柄は
寄り付き前から売りが優勢となっていました。外国証券会社の寄り付き前の
注文状況は売りが1640万株に対して買いが1870万株と、230万株の買い越し
となりましたが、前日のような1000万株を超すような勢いはなし。

寄り付きは予想通り、前日終値比89円安となりいきなり節目となる1万3000円
を下回りました。主力輸出株に加え、景気敏感な海運なども下落し機械、金融
などの主力株にも幅広く売りが入ってのスタートとなりました。下押しをした後
1万2900円近辺では売り買いが錯綜し、1万2900円の攻防となりましたが、
為替が円安方向へ動いたことや見直し買いが入ったのを受けて反発。一気に駆け
上がり10時過ぎには昨日の最高値となる1万3238円まで到達。しかし、上昇
したものの日柄調整の域を脱するような動きにはつながらず、すぐに押し戻され
1万3100円の節目でもみ合う展開となった後これを切ると下げ幅を拡大し、
前日終値を割り込んで午前の取引を終えました。

後場に入り為替が落ち着き、再び午前の円安レベルを超すような動きを見せたこと
から再び上昇をする場面があり、「今日はこの辺で終了か」と思われたのですが、
相変わらず大引け前の振れ幅の大きい動きが続いています。特に最近の大引け
30分前の動きは「エグイ」としか言いようのない動きで、昨日は上下おおよそ
250円となっています。
結局昨日の終値は前日比110円安の1万2904円。売買高は43億7463
万株、また売買代金は3兆2990億円となっています。

昨日の値下がり幅は確かに110円でしたが、東証一部の値上がり銘柄数
が122銘柄に対し、値下がり銘柄数は1570銘柄、変わらずが24銘柄
となり幅広く売られたことがわかります。また昨日は小型株(発行済み
株式数が6000万株未満)の下げが目立ち、個人投資家が投げ売りをした
と思われます。またこのことは新興市場(マザーズ指数は13%以上の下落)
の動きから見て取れます。個人の投げ売りが出たところをみると、この下落も
そろそろかと思ったりしています。

さて、本日ですがマイナスで推移をしていたNYダウが、結局は前日比プラスで
終わっているのは好材料な一方で、為替がNY時間帯で一時一㌦=95円台まで
円高(現在97円台前半)になるなどこちらは逆風となります。ご存じの通り
日本株は為替の影響を一番うけるので、本日も主力輸出株を中心に売りからの
寄り付きが予想されます。もう一段階下げののち、ここのところ大幅に値下がり
している銘柄の動きを注目したいところです。


<テクニカルの視点>
いつの間にか4月上旬に株価はタイムスリップしています。当面の下値メドは
この時期にできたギャップの1万2634円、上値は75日移動平均線にあたる
1万3110円が挙げられます。



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