動く理由はワンパターン!  | 相場伯爵のブログ

相場伯爵のブログ

ブログの説明を入力します。

昨日の世界の株式市場

NYダウ +123.65 NASDAQ +5.02 英 -131.87 仏 -27.92
独 -63.04 伊 -156.03 スペイン -36.20

欧州の経済指標は良く、米国のそれは悪かった一方で、株式市場では欧州は
下落し米国は上昇と全く正反対の動きとなりました。

~欧州~
欧州で昨日発表された各国の製造業PMI(購買部担当者景気指数)確定値は
予想を上回り、当然ユーロ圏全体の製造業PMIも予想を上回りました。
通常ならば好感されるところですが、

1)3番目の輸出相手国である中国の5月HSBC製造業PMIの改定値が速報値
を下回った。
2)国際通貨基金(IMF)が本年のドイツの経済成長見通しを当初の+0.6%から
0.3%へ引き下げた。
3)ウイリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁(金融緩和ハト派)が
「資産購入額は夏にも減少させることが可能」だと発言
4)米5月ISM製造業景気指数が拡大縮小の境目の50を割り込み49となった

などがきっかけとなり、大きく株式指数は下落をしてしまいました。特に3)は
投資家が金融緩和の維持か縮小で神経質になっている中での発言ですから、市場に
与えたインパクトは大きかったと思われます。
ロイター通信によると、MSCI欧州株価指数構成銘柄の株価収益率は過去25年の
平均と比較すると、割安感が出ているとのことですが、今週は重要経済指標や
イベントが多数控えており、「よっしゃ買いだ」とはストレートにつながらない
のが苦しいところです。

~米国~
ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁の発言を受けてムードは停滞ぎみでしたが、
発表されたISM製造業景気指数が予想を下回り、約4年ぶりの低水準と発表され、
また4月の建設支出がプラスとなるも、予想の半分にしか到達できなかったこと
から金融緩和縮小懸念が後退し、またそれに伴い長期金利が下がったことで株は
買われ、終盤にかけて上げ幅を拡大して終了をしています。

金融緩和維持か縮小で大きく投資家心理が揺らいぎ、それによって株価が
左右される事態が続いています。ロックハート・アトランタ連銀総裁が
ブルームバーグのインタビューで「資産購入プログラムを調整する
タイミングに著しく注目が集まっているようだが、大局を見失わないよう
皆に促したい」「いかなる調整も重大な政策シフトとはならない。高水準
の緩和措置は継続される」発言しての通り、緩和措置は継続されると思われ、
ちょっと過敏に反応し過ぎだと思いますが、いかがなものでしょうか。




ランキングへのクリックをどうぞよろしくお願いします!
人気ブログランキングへ