日経平均株価予想レンジ(1万4275~1万4475円)
(昨日終値1万4285円、シカゴ日経平均先物 1万4370円)
NYダウが史上初めて1万5000ドルを超えて終了し、また独株価指数
が史上最高値を更新するなど、世界的な株高を受けての昨日の取引開始前。
昨日のブログでご紹介したように年初来高値を更新する勢いが
非常に強い状況のもと、開始前の外国人の注文状況も、売りが1980万株
に対して買いが3560万株と久々の1000万株を超える買い越し幅
となりました。
ドル円は相変わらず99.50を超えられない状況で、輸出株に利益確定の動きが見られたのですが、最近は為替への感応度も低くなっており、少々の円高をものともしない動きで、開始からきれいな右肩上がりを示しながらの上昇。世界的なリスクオンの流れをそのままに、兎に角「持たざるリスク」を回避するために、出遅れ感のあるセクターに買いが入りました。
なんでもいいからポジティブな話題は取り込んでいくという姿勢が顕著にでたのが中国の貿易統計を上昇の背景としたこと。昨日発表された中国4月の貿易統計は確かに数字上輸出が前年同月比14.7%の増加、輸入も16.8%増と非常にいい数字だったとは言えますが、色々とネット上を賑わせているとおり、最近発表されている縮小を示している経済指標を考えると、違和感を感じるものです。
しかし、この中国4月の貿易統計を受けて日経平均は一段高となり、1万4400円近くまで上昇。後場に入るとさらに高くなり、1万4400円
をも超えて昨日の最高値の1万4421円がトレードされました。
その後はさすがに二日間で700円以上の上昇となり過熱感が高まり、
利益確定が先行する形で値を戻していき結局は一昨日比105円高の
1万4285円で終了。売買高は39億1828万株、売買代金は3兆3258億円と、高水準なものでした。
さて本日ですが、世界的株高の流れに変化はなく連日の最高値更新となり、明日のオプションSQ(特別清算指数)の発表を控え昨日同様に、年初来高値を更新し、1万4500円を意識するのではと思われます。
ただ明日は700社にも及ぶ決算発表され、また週末のG7で共同声明は
発表されないとの話も伝わるなか、日銀の金融緩和策について議論されるとの報道もあります。
材料出尽くしとG7を見守りたいとの意思も働くと思われ、上昇速度はかなり低下すると考えています。本日が今週の最高値になってもおかしくないとも
思っています。
<テクニカル>
連日の上昇によりRSIなどのオシレーターは買われすぎの領域に入り、
25日移動平均線との乖離率も7%に達し、ボリンジャーバンドの+2σ
(1万4238円)をも上回るなど過熱感を強く示唆しています。
高値メドとしてはSQ値の目標値となる1万4500円があげられます。
昨日は少し舌足らずになってしまいましたが、終値ベースでベターボリンジャー
バンドの内側に入る確率は85%ですので、今日の目標値としては
1万4407円がそれにあたります。
下値のメドとしては昨日と一昨日にできた小さい窓の1万4180円が
あげられます。その下というと5日移動平均の1万3964円となります。
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