昨日の世界の株式市場
NYダウ -5.07 NASDAQ +14.34 英 休場 仏 -5.91
独 -10.21 伊 -59.30 スペイン -41.0
金曜日は米雇用統計の発表を受けて大幅上昇しましたが、昨日は
反動もあってか小幅に下落をしました。
イギリスはバンク・ホリデーで休場
~欧州~
昨日発表された中国のHSBCサービス業PMIは51.1と前月の54.3
よりさらに悪化。その後発表されたユーロ圏各国のPMIも景気拡大の
境目となる50を割り込んでしまったものの、先週発表されたECB
による金利の引き下げや、米国の金融緩和政策の継続観測がマーケット
にはあり、またドラギ総裁の発言も重なったことで、これらの悪い指標
のマーケットへの影響はなかったと言えます。
昨日の注目点としてドラギ総裁の講演の中での発言が挙げられます。
ドラギ総裁は昨日ローマでの講演で、今回の利下げを「ユーロ圏中心国の
景気鈍化が理由」と発言し、独・仏の経済指標の悪化がその背景であること
を示唆しました。また「今後数週間以内に発表されるユーロ圏の全ての
経済統計を注視し、必要であれば再び行動する用意がある」(
ブルームバーグ)とも述べ、一層の金融緩和の姿勢をあらためて
鮮明にしています。
そうなると、今後の欧州各国の経済指標が改善するのかということに
なりますが、最近の中国の経済指標は中国経済の減速を示しており、また
米国の経済もこの第二四半期は落ち込む見通しであることから、潜在的
期待感は低いと言えます。つまり、ドラギ総裁が発言をする「必要であれば
再び行動する」ことは現実味が高く、今後の相場を下支えするものだと
考えます。
~米国~
金曜日に市場最高値を更新しているため、薄いマーケットのなか売り買い錯綜。
金融緩和継続により、最近は株式市場で配当利回りが高い公共株や生活必需品株
が高くなっていましたが、昨日は利益確定の動きから軟調になっています。
資金の流れはリスクオンになっており、債券市場から株式市場に移っている
為、債券は売られ長期金利の利回りは高くなっています。そのため、
為替相場もドル円が99円台半ばまで昨週末末に進みましたが、昨日の
為替相場は狭いレンジの取引に終始をしました。マーケットには99.50上に
比較的大きな売りオーダーが入っていたとも聞き、昨日の高値は99.45に
とどまっています
日経平均株価予想レンジ(1万3900~1万4150円)
(昨日終値1万3694円、シカゴ日経平均先物 1万4195円)
99円の円安になっていることや、海外の株式市場の動きを考えると、本日は
窓を開けて高く始まり、これまで頭の重たかった1万4000円を超える
ことになると思われます。
問題は超えた後の動きです。1万3千円を超えた時と同じように、1万4千円
をしっかりと支えられて、1万5千円への足掛かりとなるのか?鍵になる
のは本格化している企業決算と、本年度の見通しとなると思います。
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