NYダウ +21.05 NASDAQ +21.77 英 -27.90 仏 -11.93
独 +40.21 伊 -162.02 スペイン -31.90
色々な経済指標が発表された昨日。欧州の経済指標は相変わらず
芳しいものではなく、米国のそれは強弱入り混じる状況。
両地域とも中央銀行の金融政策発表を控えており、また欧州は5月1日
が休みであることから、積極的な動きは見られませんでした。
~欧州~
昨日発表された経済指数の中で、市場予想を上回ったものは
ドイツのGfk消費者信頼感指数(約2000人の調査を基に作成)と
伊・失業率、そして仏個人消費ぐらいで他は予想通りか下回るもの
ばかりでした。
ユーロ圏全体でも失業率は史上最悪の12.1%を記録し、消費者物価指数は
+1.2%と発表されました。これは失業者が多くなる中、物価は安定をしている
=金利引き下げをする余地があるとなり、俄然2日に開かれるECBの会合での
金利引き下げ期待が高まりました。ただ本日はイギリスを除いて各国とも
メーデーで休みとなり、また再開もECB会合の当日ということもあり、
これまでのような、悪いニュース→ECBの政策金利引き下げ→株価上昇には
繋がらなかったと考えます。
~米国~
朝方発表された医薬品会社大手の第一四半期の決算で1株当たりの利益
が市場予想を下回り、また通年でも下方修正がかけられたことで、同社の
株価が大幅下落したのをきっかけに、市場心理を悪化させて株価をオープン
から下押ししました。また、シカゴ地区購買部協会景気指数(50を境目として、
下回れば景気の減速、上回れば景気の拡大をしめす)が予想外の
49(景気の減速)と3年半ぶりの低水準を示したことも手伝い、ダウは一時
前日終値比84ドル安まで売られる場面もありました。
しかし一方で4月の消費者信頼感指数が市場予想の60.8を大きく
上回る68.1と発表されたことで、シカゴ購買部協会の指数の発表前に
リリースされており、約7年ぶりの高水準を示したS&P/ケースシラー
住宅価格指数が見直されることとなり、株価は大きく値を戻し、
前日比+21.05ドルで終了をしました。

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