日経平均株価予想レンジ(1万3400~1万3550円)
(昨日終値1万3288円、シカゴ日経平均先物 1万3515円)
米国株式が前日比プラスで開始され、また円安方向へ振れたことで、
開始から上伸して開始されると思ったのですが、昨日の東京市場の
オープニングは利益確定の動きが強く、前日比15円安で開始と
なりました。
実際に円安に転じたにも関わらず、開始前の主力輸出株や
日経平均寄与度の高い銘柄はいつものように大きな買い越しとならず、
「買いが優勢」程度だったことも、利益確定の売り圧力に押されて
しまったのかと思います。外国証券会社のオープニング前の注文は
売りは売りが1820万株、買いが2830万株と差し引き110万株の
買い越し、また金額ベースでも買い越しとなっていました。
開始早々は前述の通り前日比マイナスで開始されましたが、すぐに
失地を取戻し、これまで同様に日銀の金融緩和を背景とする買いが
はいり、景気に敏感な商社や出遅れ感のあった鉄鋼また銀行株等が
値を上げて上昇を引っ張りました。その一方で、不動産株は冴えず、
また日経平均株価への寄与度が高いファーストリテーリングや
ソフトバンク等は下落。昨日は寄与額が高かった上位5社が合計で29円
だったのに対して、この2社で28円も下方向に引っ張りました。
朝方の失地を回復し、日経平均が1万3250円を超えてからは
狭いレンジでの取り引きに終始。結局は前日比95円高の1万3288円
で終了。売買高は52億7749万株、売買代金は3兆6526億円とボリューム
は依然として高いものです。
さて本日ですが、海外相場が大きく値を伸ばし、特にNYダウは連日の
史上最高値の更新となっています。また為替でもドル・円が100円目前まで上昇をしており、本年最高値更新への強いフォローの風が吹いています。
北朝鮮のミサイル発射を気にしながら、どこまで値を伸ばせるのかが
注目ポイントです。 上値に関しては<テクニカル>を参照してください
<テクニカル>
ローソク足では一昨日出現したかぶせ線による天井とはならず、上昇余地を残しました。ポイントは本日の上昇でこのかぶせ線を上回る‘陽線’がいけるのか否かでしょうか
上値のポイントは過去にもみ合った1万3470円、そしてその上としては
ボリンジャーバンドの+3σが示す1万3582円が挙げられます。
その上は2007年2月の高値と2008年10月の安値を勘案しての下値からの
フィボナッチ係数の61.8%戻しの1万3981円となります。
マイナス要因は25日移動平均線との乖離率が過熱感を示す5%を超えていること、またオシレーターも買われすぎを示していることでしょうか。
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