日経平均株価予想レンジ(1万3000~1万3300円)
(昨日終値1万2833円、シカゴ日経平均先物 1万3115円)
NYダウが$55高で終了したことや、日銀の金融緩和発表で円安となった
ことなどから、朝方から円安の恩恵を受ける自動車などの輸出企業株や
金融緩和の恩恵を受ける不動産や金融、銀行株を中心に買いがはいりました。オープニング前の外国証券の注文状況は売りが1640万株に対して、買いが4230万株とこちらも買う気満々であったことがわかります。
開始早々9分で日経平均株価は前日終値比591円高の1万3225円を取引き
されました。上がるとは思っていましたが、流石にここまでの爆騰となると引きます。どこまで上がるのかと思いましたが、結局はここが昨日の最高値となりました。
出だしの買いはいわゆる「狼狽買い」で、買いが一巡後は利益確定の動きにおされる形で上げ幅を縮小。しかし、日銀の金融緩和政策の効果に
よる押し目買い意欲も強く、またこの上昇の中海外の中・長期投資家の買いも入っているとも聞こえました。そうなると、どっしりと構えた買いが入ってきていることとなり、相場がしっかりしてくることを意味します。
午後の取引が開始されて1時間は1万3000円をキープしましたが、
週末を迎えてリスク軽減のためのポジション整理や、米雇用統計を見極めたいとの思惑から1万3000円を割り込み、また円高方向へ振れたために、その後は取引きの終了に向けて右肩下がりの展開となり1万3000円を回復せずに結局は1万2833円と前日比199円高で終了。1万3000円が維持
出来なかったのは、とりあえずの達成感が出てしまったのではとの危惧を感じるものです。
売買高は64億4912万株また売買代金は4兆8633億円と非常に大きく膨らみました。特に売買高は過去最高を記録しています。
個別銘柄ではなんといっても不動産株の上昇が目立ちます。金曜日の上昇において寄与度ベスト5に不動産3社も入っていることからでも、いかに上昇をしたかがわかります。また他に目立ったところでは、鳥インフルが
取り沙汰されている中、除菌製剤や滅菌関連の器具等の製造を手掛けているラッパのマークの会社が連日で上昇をしています。
さて月曜日ですが、予想を大きく下回った米雇用統計発表後に
大きく下落をしたNYダウが後半下落幅を縮小して終了していることや、
円が再び97円中盤まで下落をしていること、またシカゴ日経平均が
1万3000円を回復して終了していることなどから、金曜日終値はネガティブな雰囲気がありましたが、再び1万3000円の攻防となると考えられます。
たとえ下落をしたとしても、7月の参議院選を控えて矢継ぎ早に景気刺激策を政府が出してくると考えられますので、これまで通り拾っていく態勢は継続です。
<テクニカル>
金曜日は木曜日終値比で246円の大きな窓(ギャップ)を開けて開始され、引けにかけて売られたわけですが、それでも木曜日終値から197円の窓を開けたまま終了しており、そのギャップを埋めずに下落するとアイランド・リバーサル
が意識されることになります。
パラボリックは陽転して二日目となり陽転がだましでなかったことが確認されました。またエルダーレイにおいてブルパワーが、本年最高値を示すなど、買いシグナルが発せられています。
1万3000円上のポイントとしては、ベターボリンジャーバンドが示す
1万3105円が挙げられるでしょう。
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