日経平均株価予想レンジ(1万2100~1万2250円)
(昨日終値1万2003円、シカゴ日経平均先物 1万2170円)
NYダウは5ドルの小幅安でしたが、米株式市場の下落を受けての
昨日のオープニング。円相場が対ドルで92円台、対ユーロで
119円台と円高に振れたことで、より調整ムードに拍車がかかって
しまいました。
オープニング前の外国証券の注文状況は売りが880万株に対して
買いが910万株とこちらはまだイースター休暇中というところ。
円高もあって輸出株を中心に売りが先行。一昨日同様に国内投資家
からの利益確定の売りが継続し、また売り遅れてしまった筋からの
損切りを急いだ売りも膨らんだ模様です。
この場で何度かご紹介した、これまで相場のサポートとなっていた
25日移動平均線を割り込み一時は前日比300円以上下落した場面も
ありましたが、損切り注文を吸収した後は直近で売り込まれた
不動産や金融セクターに買戻しが入り、下げ幅を縮小しました。
昨日の衆議院予算委員会で日銀の黒田新総裁が、大胆な金融緩和に
言及したために、恩恵を受けるであろう業種が上昇をしたと言えます。
不動産には海外のファンドから大口の買いが入ったと聞きます。
個人投資家の買戻しなども散見されました。
下げ幅を大きく縮小し、前日比-28円までトレードされましたが、
その後の値は重く、結局は前日比131円安の1万2003円で終了
しました。売買高は37億7054万株、売買代金は2兆51000億円と
上下の動きが激しかっただけにそれなりに膨らんでいます。
さて本日ですが、休暇明け後の海外市場が急回復をしていること、
為替が円安に動いていること、また金相場が大きく下落をしている
などリスク・オンの動きになっていることが窺え、また今週の下落
の反動で上昇することが予想されます。
ただし、本日から始まる日銀の政策決定会合の結果が発表される
明日まではどうしても慎重姿勢になりがちとなりますから、頭は
重たい展開を予想しています。
明日の会合後の発表には市場は多大な期待を寄せています。多大すぎる
と言っても過言ではないでしょう。ハードルが高すぎて、その後は
出尽くし感から一段下げも考えられます。
<テクニカル>
昨年11月以来非常に強力なサポートラインとなっていた
25日移動平均線を初めて割り込み、調整モードを一段と強めています。
ボリンジャーバンドでは-1σのレベル以上に下落し、25日移動平均線
との乖離率も昨年11月以来のマイナスの乖離率なるなど、いいところなし。
次のサポートラインとしてはボリンジャーバンドの-2σである
1万1817円そして、3月5日・6日にできた1万1683円と1万1803円
とのギャップ埋めが意識されるようになります。
本日のテクニカル上のテーマは25日移動平均線のレベル
(1万2129円)に回帰できるのか否かです。
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