買い疲れはいつ? | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株式市場


NYダウ 42.47 NASDAQ -1.77 英 -4.31 仏 -13.43

独 +49.02 伊 74.60 西 -64.40


良好な経済指標の発表が続き、また米地区連銀報告で米国の緩やかな

経済回復が示されたことで、NYダウは史上最高値を本日も更新。

一方ヨーロッパでは利食いの売りが散見され、小幅ながら反落をして

終了しています。


~欧州~

アジア諸国の株式市場が上昇をした流れを受けて、前半は前日プラス圏

で推移をしました。しかし、欧州にはイタリアの政局不安がくすぶっており、債券が買われるなど、他地域とは異なりどちらかと言えばリスク・オフとなりクローズにかけて下落をして終了しています。


イタリア政局ですが、昨日は民主党を率いるベルサニ氏があらためて

ベルルスコーニ氏陣営との連携を否定。また「大統領は民主党に全幅の

信頼を寄せている」と発言するなど、落としどころがまだ見つかりません。


ドイツの5年債入札が昨日行われ、利回りが前回の0.68%を下回り、

0.45%となるなど、海外市場と異なるリスク・オフの姿勢であることが

示されています。


本日ECBの金融政策決定会合の発表があります。市場の注目点は

悪い経済指標を受けてさらなる金融緩和の姿勢が示されるのか否か。

示されるのであれば、資金の流れは必然的にリスク・オンとなり、

株式市場にはプラスとなります。


~米国~

昨日発表されたADP全国雇用者数は、市場予想の+17.0万人を

上回る+19.8万人と発表され、引き続き米国内の経済が回復している

ことが示されました。

また1月の製造業受注指数も発表され、予想の-2.2%に対し、2%減と

こちらも市場予想を上回るものとなりました。

落ち込みの主要要因となったのは輸送機器が前月比で19.8%減と

なったことです。この輸送機器のうち国防航空機が64%近く減少した

のが大きく響きましたが、こちらは強制性出削減の煽りを受けたためで、理由ははっきりしており、マイナスとなった指数の市場への影響

は限定的でした。


日本時間の朝方発表された地区連銀報告、いわゆるベージュブックは、

1月に発表された以降も、12地区全体で経済活動が緩やかなペースで

拡大をしているとしています。


昨日もネガティブな要因がなく、連日の史上最高値更新となったわけですが、当然市場には「ちょっと早すぎる」との声も聞かれるのは確かです。

上昇している原因はもちろんFRBによる金融緩和政策によるもので、

金融緩和の継続に対して反対派(タカ派)と容認派(ハト派)が存在し、最近は両陣営からの発言が飛び出しています。昨日はタカ派のフィラデルフィア連銀総裁から「2013年末までに、QEの縮小・停止を望む」との発言が出ましたが、市場はこれには反応していません。FOMCの投票権がないのが理由でしょうけど、ここ数日の上昇に一番効いているのは次期議長候補のイエリンFRB副議長の発言です。金融緩和の縮小・停止については、影響力のある人の言を待たねばなりません。

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