日経平均株価予想レンジ(1万1625~1万1775円)
(昨日終値 1万1652円 シカゴ日経平均先物 1万1750円)
金曜日のNYダウが、再び史上最高値まであと一歩まで迫るなど、
安定して上昇をしていることや、ドル・円が1円も円安になったことで、
当然のように上を試す展開が予想された昨日。
外国証券会社のオープニング前の注文状況は売り2940万株に対して、
買いは2920万株と、意外と売り先行でしたが、金額ベースでは
買い越しとなっていました。
オープンすると、円安を背景に主力輸出株や、寄与度の高い銘柄
に買いが入り、金曜日比おおよそ90円高でスタートしたのちに
上げ幅を拡大。
政府が日銀総裁候補としているアジア開発銀行総裁の黒田氏が、
「2%の物価目標を一日も早く達成することが、総裁の使命」
と発言。また「達成に向け、やれることは何でもやる」とも話し、
市場はこれを好感し、大胆な金融緩和を期待したことで、昨日の最高値
の1万1767円がトレードされました。
「やれることは何でもやる」とは一歩踏み込んだ、心強い大胆な発言
で、さらにもう一段階と思われました。しかし、大証でシステムトラブルが発生し、日経先物・オプション取引が停止となり、市場エネルギーが削がれたことで利益確定の売りが出てしまい一段階上には至らず。また中国国務院が1日に発表した不動産投資抑制策を受けて、中国株が下落したことも、利益確定の動きに拍車をかけてしまいました。
大証取引再開後、売りが警戒されましたが、大きく売られることなかったことは一安心の材料となりましたが、再び本年最高値を狙うまでの
動きにはならず、金曜日比45円高で終了。
売買高は31億1886万株、売買代金2兆0180億円と、システム障害
のあった割に出来高は膨らみました。
本日は欧州株はまちまちでしたが、NYダウが史上最高値を更新
する勢いとなったことから、再び上値試しの展開となることが予想されます。オプションの1万1750円が意識されることは間違いない
のですが、その上の1万1800円までも意識されていく可能性が
出てきます。
<テクニカル>
トレンド系のテクニカルはアップトレンドの継続を示しています。
ボリンジャーバンドの+2σは1万1693円、また+3σは1万1854円
となっており、これらのポイント上では買われすぎが意識されることに
なります。
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