日経平均株価予想レンジ(1万1200~1万1450円)
(昨日終値 1万1662円 シカゴ日経平均先物 1万1185円)
金曜日のNYダウがプラス119.95ドル、またナスダックもプラス30.33
となるなど絶好調(?)で終了し、またドル・円も日銀総裁として、
金融緩和に積極的な黒田氏がノミネートさるとの憶測から、94円台半ば
まで上昇したことを受けて、当然のごとく上値狙いの雰囲気となりました。
外国証券会社のオープニング前の注文も売りが1620万株に対して、
買いが1930万株と買い越し、また金額ベースでも買い越し。少し買い越し幅が小さかったのは意外でしたが・・・
オープニングから円安を背景に輸出関連株を中心に上昇を牽引し、またTPP 交渉への参加がほぼ決まったことなども、急激な上昇を後押ししました。イタリアや米国のイベント・リスクなどは全く念頭にないような動きとなり、オープニング後間もなく、1万1600円を超えてのトレードとなりました。
利益確定の動きもありましたが、押し目買いも非常に強く、また先高感から
先物も断続的に買われたことなどから、1万1600円を割り込んだ後も、
高値圏を維持。日銀副総裁候補に黒田氏と同様に金融緩和推進派の
岩田規久学習院大学教授がノミネートされるとも報道されたことも、上値トライの雰囲気を盛り上げました。
ドル・円が多少の円高になっても株価は崩れず、1万1600円を回復すると
そのままクローズまで大きな売りもなく上昇し、結局終値が昨日の最高値にて終了しました。
売買代金は2兆0132億円、売買高は33億6536万株と、大幅上昇をした
割には盛り上がりに欠ける印象はありますが、very goodなレベルでした。
さて本日。イタリアの総選挙で当初マーケットが予想をした通り、民主党が勝利との見方が強かったのですが、時間が経つにつれてどうも明確に勝利したわけではなさそうで(下院は過半数、上院は過半数をとれず?)
最悪の場合再び総選挙となる可能性がでてきました。
そのことで、金が急上昇するなど、一転して資金の流れは保守的
となっており、リスク逃避先としての円が買われ、91円を割り込む場面があるなど、現在は92円前半まで回復をしているとはいえ、
急激な円高となっています。
そうなるとまず本日は当然、昨日の上げを打ち消す ー少なくとも金曜日と昨日にできたギャップは埋められてしまうー と考えられます。
また米国の強制歳出削減もかなり現実味を帯びてきていることなどから、
一転して輸出関連株を中心に売られ、大幅な下値探りの展開となる
のではないでしょうか?
ただし、この下落でこれまでの日経平均の上昇の流れが変わるわけでは
ありませんから、下値は確実に、そして落ち着いて拾っていきたいところです。
金曜日同様「売られてよし」です。
<テクニカル>
急激で大幅な円高になっていますから、下落は避けられず
サポートラインを意識するところ。
サポートラインとしては25日移動平均線レベルである1万1144円、
ボリンジャーバンドの-1σの1万1060円。その下は心理的サポートの
1万1千円となります。
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