日経平均株価予想レンジ(1万1175~1万1300円)
(昨日終値 1万1046円 シカゴ日経平均先物 1万1265円円)
欧州各国及び米国の株価の下落や、リスク・オフによる円買いからくる
円高の要素が加われば、昨日のマーケットは買える環境ではなかったと
言えます。外国証券会社のオープニング前の注文も売りが1430万株
に対して買いが1160万株と売り先行でしたが、これも当然と言えば
当然の流れでした。
オープニングから下落し日経平均は前日比マイナス155円からのスタート。
これまで日経平均の上昇の原動力となってきた自動車・電機などの
輸出株や、不動産・金融セクターなどに利益確定の動きがでて、幅広く
売りが出されています。
一方でJALをはじめとした業業績を上方修正している/した企業は株価が
上昇するなど、市場は冷静さを残しておりパニックの売りまでには
至らず、ある意味で冷静な下げであったといえるのかもしれません。
売り一巡後は押し目買いの動きもあり、1万1100円をサポートとする
落ち着いた動きとなりましたが、クローズにかけて売りが強くなり、
結局は前日比213円安の1万1046円での終了。
昨日の売買代金は2兆5468億円、売買高は48億0304万株でした。
売買代金は一昨年の大震災後の3月17日以来の高水準となっています。
大きく下落をしたものの、前述の通りパニック的な売りではなく、
押し目買いもしっかりしていますので、昨日の下落はいいガス抜きと
言えるのではないでしょうか。
本日は海外市場が落ち着きを取戻し、反発をしていることや、ドル円が
白川総裁が前倒しで辞職することを発表し、金緩和推進派と成るであろう次期日銀総裁の就任が前倒しをされたことで、93円台になっていることを考えると、相場は反転するものと考えています。
<テクニカル>
昨日の下落でサポートラインとなっていた、5日移動平均線を終値
でブレーク(昨日終値ベースで11150円)したことで、更なる調整
が意識されます。しかし、一日だけブレークをして、再びサポート
ラインに戻るパターンはこれまで何回も繰り返されていることは、
忘れてはならないと思います。
下値のメドは複数のテクニカル分析ツールが示している
1万1060円近辺がはじめのポイント、次は心理的
ポイントの1万1千円。そのしたとなると、移動平均線の
1万0748円となります。
一方上値の第一目標としては複数のテクニカルポイント
が重なる1万1280円近辺となるかと思います。
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