アルコア様様だけど、不安なヨーロッパの指標 | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株式市場

NYダウ 61.66 NASDAQ +14.00 英 +45.02 仏 +11.57 

独 +24.64 伊 375.13 西 +153.40


前日のダウ引け後に発表されたアルミ大手のアルコア社の決算発表が、

予想を上回る内容であったことや需要見通しを上方修正したことを背景に、投資家心理が好転し、世界的に株式市場は上昇をしています。


~欧州~

英国のFTSE20085月以来の高値を付けるなど絶好調。

上述の通りアルコア社の好決算が追い風となって各国のマーケットを

押し上げました。

ただし、一方でここのところ発表される経済指標は相変わらず

先行きの不透明感を示しています。

昨日発表された11月の独鉱工業生産指数は、

予想の+1%を下回る+0.2%に留まり、第4四半期がマイナス成長で

あったことが、確実視されています。ただし、今期は落ち着きを取戻し、2期連続のマイナス成長でリセッション突入とまでは行かないと

思われていますが、さてさてどうなるかかお


昨年の嵐が嘘のようにここのところ、欧州からのニュースは途絶えていますが、そうだからと言って状況が良くなったわけではありません。

兎に角失業率が悪すぎます。ユーロ圏全体で11.8%とワースト記録を

更新し続けていますし、またユーロ圏の双頭である独・仏の景気が

後退をしています。具体的には仏では自動車生産が前年比28%も

ダウンしています。救済の入っているギリシャにしても、

貧困率が36%にたかまり、不良債権がギリシャの銀行システムの

20%を占めているなど、まだまだ回復に向かって底からUターン

をしているわけではありません。

余り悪いことを考えてもいけませんが、この時点での

事実だけは備忘録としてお伝えしておきます。


~米国~

たかが1企業の決算とおもことなかれということでしょうか。

アルコアの決算を好感視したのと、本年のアルミの需要見通しを

6%→7%に引き上げたことで、投資家心理を好転させ、

上昇のきっかけとなったアルコア自体は下落をしましたが、

株式市場指数は上昇をして終了です。

米国は四半期決算がこれからどんどん発表されます。

来週は大手金融機関の発表が目白押しとなっています。




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