昨日の世界の株式市場
NYダウ ‐21.19 NASDAQ ‐11.70 英 +19.97 仏 ‐12.76 独 ‐22.34
伊 +16.44 西 ‐44.20
財政の崖の回避を受け前日に大幅上昇した各国の株式市場。
この日は明暗が混在した米国雇用状況の経済指標と同様に、
欧米各国の株式市場はまちまちで終了と、足並みをそろえての続伸
とはなりませんでした。
~欧州~
財政の崖を回避できたことで、昨日のアジア各国の株価も上昇。また
中国の非製造業PMIが4か月振りの高水準となる56.1と発表され、
続伸が期待された欧州株式市場ですが、案外市場は冷静でした。
皆さんもご存じの通り、今回の合意は歳出削減につながるものでは
なく、まだ問題が山積しています。
一昨日は勢いに乗って上昇をしたものの、山積している米国の事情が
意識され、またチャート上での行きすぎ感も手伝い、昨日は下落しています。
~米国~
昨日発表されたADP雇用統計は予想の13.8万人を大幅に超える21.5万人
で、11月分も11.8万人から14.8万人に上方修正されました。
これまでの経済指標が「財政の崖」を意識して停滞気味であった
のに対してこの数字ですので、雇用環境の着実な改善は非常に心強いものです。
一方で新規失業保険申請件数は37.2万人と市場予想より多く、
前週より1千人の増加でした。
ただ休日が多かったことを考えると、それほど悪化を意識させるものではなかったのかもしれません。
米株式市場はこれを受けて続伸しましたが、この熱を冷ました主たる原因は、FOMCの議事録です。
12月のFOMCで物価上昇が2.5%を超えない限り、失業率が6.5%になるまで金融緩和を継続するとしていました。
当然市場では2013年中は、債券購入による金融緩和を続けることが
コンセンサスですが、昨日公開になった議事録を見ると、この金融緩和について実はメンバーの中に、この資産購入について懐疑的であり、
2013年年末より前に買い入れペースを遅くするか、中止するか
が適当であるとしているとしている人がいることが明らかに
なりました。
これは現在経済回復の原動力が弱くなるか、最悪の場合なくなる
事になりますから、下押し圧力になってしまいました。
本日は注目の雇用統計です。ADP雇用統計が上振れしましたから、
予想の+14.5万人よりも上振れするかもしれません。
ブログランキングに参加をしています。クリックをどうぞよろしくお願いします。
人気ブログランキングへ