昨日の世界の株式市場
NYダウ -18.28 NASDAQ ‐4.25 英 +0.12 仏 +12.86 独 ‐16.22
伊 +74.33 西 ‐18.60
相変わらず財政の崖が重しとなり、欧州株は小動きでした。
また米国もあきらめムードも漂う中、米国時間3時に回避に向けたポジティブなニュースが流れ米国株価は急回復をして終了をしています。
~欧州~
米国の経済指標は非常に良好なもので、欧州株式市場を押し上げましたが、米国の財政の崖に関し、米民主党のリード院内総務が財政の崖の回避の見通しに、否定的な見解を示したことで、株式市場は下落。
そのご欧州株は身動きが取れない状態となり、そのまま終了しています。
ショイブレ独財務相は独ビルト紙とのインタビューで
「ユーロ圏債務危機は最悪期を脱したと」表明しています。
しかし一方で、国有化されたバンキア銀行が42億ユーロの債務超過
に陥っていると、スペインの銀行再建基金が発表をしていますし、
再登板の可能性はあるとはいえ、イタリアのモンティ氏が首相を辞職
しており、イタリアの今後の行方も不透明となっています。
多分独財務相がいう「最悪期」というのはギリシャのユーロ離脱間際
のことを示しているのでしょう。まだまだ欧州経済は深い闇の中です。
~米国~
昨日発表された経済指標は非常に良好なものでした。
まず、11月の新築一戸建て住宅販売件数は前月比+4.4%の年率37.7万戸
と市場予想と同じでしたが、2010年4月以来の高水準。また販売価格も
前年比+14.9%と発表されています。
また新規失業保険申請件数は35万件となり、4週間移動平均は2008年
3月以来の低水準と雇用の改善が顕著となっています。
しかし、財政の崖の回避に向けた具体的な進展のない中、
民主党のリード院内総務が「米国は財政の崖から転落しそうだ」
「崖回避を目指した交渉は何も起きていない」との発言が伝わり
NYダウは大幅に下落しました。
しかし、財政の崖回避向けてNY午後3時前に
下院が30日から最召集され協議の再開と伝わり、米国株は急回復し、
前日比小幅安で終了をしています。
30日とはまさにギリギリ。暫定合意をとりあえず得て、
崖からの転落の一時回避ということでしょう。
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