昨日の世界の株式市場
NYダウ -98.99 NASDAQ -10.17 英 +25.69 仏 +15.96 独 +14.92 伊 +173.60 西 +95.40
上振れした経済指標や財政の崖の回避に向けた動きを受けて、
欧州株は上昇をしましたが、米国は歩み寄ったかに思われた米国は、
オバマ大統領が共和党提案へ拒否を示したことで、反落となっています。
~欧州~
昨日発表された独Ifoは現況指数こそ予想を下回りましたが、
その他の景況感指数及び景気期待指数は予想を上回りました。
財政の崖で進展が見えたこともあり、各国の株式市場は
上昇をしています。
ギリシャ国債の格付けがS&P社に引き上げられたためか、
銀行株が上昇をしている一方で、景気敏感系の鉱山会社の株価は
昨日は下落です。こちらは一旦の利食いの売りが入ったのだと思います。
~米国~
一進一退の中での昨日は「一退」のほう。
欧州株は堅調であったものの、この堅調の理由が米国株式市場に
大きく依存した堅調さであるので、米国株がこの動きに反応しないのは
当然なのでしょう。
昨日発表あれた11月住宅着工件数は前月を下回り、また
市場予想の87.2万戸を下回る86.1万戸と発表されました。
一戸建ての大きな減少が足を引っ張った結果です。
北東部で5.2%減少しているのは、サンディの影響なのでしょうが、
西部で19.2%も減少しているのが気になるところで、この原因はいまの
ところわかりません。一方で先行指数となる許可件数は2008年7月以来
の高水準である89.9万戸と発表されました。
着工件数の減少と許可件数の増加で昨日の住宅関連の指標は相殺されるもので、
株式市場への影響は限定的であったと思われます。
では何が下落の原因となったのか?それはいつもの「財政の崖」です。
ベイナー下院議長は新提案(100万ドル以上の所得者層への増税)を
20日にも採決するとの話が伝わり、通過した場合大統領は
これに対して拒否権を発動する構えを見せています。
この話が伝わり、株価は下落しました。
ブルームバーグによると、政府当局者は産業界指導者に
財政協議が24時間後退したと告げたと伝えております。
「決着するまでは、前進の意味も何もね~」と思いますけど。
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