悪材料がまたでた欧州と判断しがたい米国 | 相場伯爵のブログ

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金曜日の世界の株式市場

NYダウ 81.09 NASDAQ 11.23 12.98 仏 3.96 独 16.74

136.00 西 62.30



11月の米雇用統計が予想以上の上振れを好感視はしていますが、

全体に大きなインパクトは与えられず、まだら模様で終了しています。



~欧州~

米雇用統計の数字に上値を確かめる展開となりましたが、その後に

発表されたミシガン大学消費者信頼感指数が下振れしたために、

上昇の勢いを止めてしまいました。

関係者によると先日行われたECBの政策決定会合で

政策委員の過半数が利下げを支持したらしいと伝えられています。

第四四半期の経済状態が悪いため、次回の会合での利下げが予想され、

ユーロの先安感があります。

またイタリアのモンティ首相が来年度予算案の成立後に辞任する意向

を示しており、ドイツの景気減速が鮮明になりつつあるなか、

スペインだけなくイタリアも流動的になってきているのは

欧州経済にとって大きなマイナス要因となります。



~米国~

雇用統計によると非農業部門雇用者数は14.6万人と予想の上限であった

13万人も大きく超えるものでした。また失業率は前月の7.9%から

7.7%に低下です。サンディの襲来が会ったにもかかわらずこの数字

ですから、この数値は予想外の上振れと言えます。

しかし、実際の詳細を見るとまだまだら模様です。



前月の数値を速報値の17.1万人から13.8万人に下方修正をしていますし、

労働参加率が63.8%から63.6%へ落ちているのが気になります。

この労働参加率は2000年をピークに確かに低下をしていますが、

10年から低下が加速しており、現在はおおよそ30年ぶりぐらいの低水準です。

この労働参加率の低下のなかでの失業率の低下はあまり意味がありません。

しかし一方で11月としては小売業の就業が07年以来の高い伸びとなっており、

例年の12月の就業者数を考えると、この第4四半期の小売業の就業者数は

06年以来となる高い伸びとなることが考えられます。

こちらは11月小売売上の上振れを予想させるもので、

米国経済の堅調さを物語ります。勿論株式市場にとっては

プラスとなります。

金曜日に発表されたシガン大学焼死者信頼感指数は

前月の82.7から低下しまた予想の82.4を下回る74.5

本来ならば結構ショックな数字なのですが、例の財政の崖

を控えているために、大きく落ち込んだ可能性があるので、

今回のこの数値は割り引いて考えなければなりません。



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