金曜日の世界の株式市場
NYダウ +172.79 NASDAQ +40.30 英 +2.11 仏+30.58 独 +64.14
伊 +82.27 西 +34.00
欧州株、米国株ともに上昇。
~欧州~
ドイツのIFO経済研究所が発表した独IFO業況指数が
前月の100.00を上回り101.40と発表(予99.50)を
上回ったことが手掛かりとり、欧州株上昇を牽引しました。
その内容も現況指数が108.10と107.2の10月の指数も超え、
また期待指数も95.2と93.20の前月を超えていることは、
足元が思ったほど悪くはないことを示しています。
しかし、ドイツ経済に対しては第三に続いて
第四四半期での更なる落ち込みが予想されており、
この数字で「ドイツ経済は立ち上がった」とは言えないところが
痛いところです。
さて、もめているギリシャへの救済融資の再開ですが、
先日IMFが2020年の削減目標について120%で
譲らないと書きましたが、124%を持続可能な水準とすると
折れたとギリシャ財務相が明らかにしたとロイター通信が伝えています。
EU筋は「ギリシャについての意見の相違は解決されていない」と
していますが、26日の会合での合意に一歩前進というところでしょうか。
~米国~
感謝祭明けのこの日、移動平均線の25日で頭を抑えられてしまいましたが、
大幅上昇をして終了しています。
上昇の理由は二つ。
1)ヨーロッパでの経済状況の緊張が緩んだこと。
2)感謝祭の翌日「ブラック・フライデー」(このブラックは
暗いの意味ではなく小売業者が品物が売れて黒字であることを示す)
に多くの買い物客が殺到した事が挙げられます。
「買い物客は並んだけど、いつものようにウキウキじゃなかった」
なんて話しが聞かれましたが、市場はこの人出で年末商戦への期待感を
膨らませています。
ただこの感謝祭後で株価が大きく上昇した場合、年末に向けて米ダウ30種は
下落をする傾向が強い、つまりダウの動きと感謝祭後の小売の好調さは
逆相関だというレポートが発表されています。
いわゆるこれはサイクル理論でしょうか。
また一方で中国の経済指標の改善や、いわゆる‘ブラックフィライデー’の客足が昨年より9万人多かったことをベースに、
好調さを持続するとの見方もあることもご紹介しておきます。
今年については例の「財政の崖」という特殊要因がありますから、
これまでの統計が使えるのかは疑問です。
もしもそのまま使えるのならば、それは非常に「濃い」傾向と
して認められると思います。
感謝祭も終わり再び米大統領と上下院の幹部との「財政の崖」の回避に向けた
話し合いが本格化します。当然のことながらこの話し合いがうまく進まなければ、
再び下落の憂き目にあいます。

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