日経平均予想レンジ8650~8750円
(昨日終値8676円 シカゴ日経平均先物8705円)
先週金曜日のNYダウが(小幅高+$4)で終わりましたが、
円高傾向は変わらず、株価の重石となりました。
オープニング前に発表されたGDPが前期比-0.9%、年率 -3.4%
となり、前期比及び年率ともに市場の予想通りでしたが、
外部環境の悪さもあり下向きを意識せざるを得なくなりました。
このマイナス成長は3期ぶりのものとなっております。
オープニングこそ8700円を超えてのスタートでしたが、すぐにそのレベルは
割り込み、8700円を超えて終値を迎えるのか否かが注目点となりました。
しかし、ドル・円は円高圏でとどまり買い意欲を削ぎ、また8700円の壁は厚く
安値圏でのもみ合いとなり、結局は安値引けとなっています。
東証一部の騰落数は値上がりが284銘柄、値下がり1247銘柄、変わらずが149銘柄
です。景気に敏感な不動産、非鉄、精密機械、ゴム、保険が軒並み
売られています。
GDPの主な内容ですが、輸出が3期ぶりのマイナス、またこれまで昨年の大地震から
ようやく立ち直って底堅い動きを見せていた設備投資が前期比3.2%減と
2009年第二四半期(マイナス5.5%)以来の落ち込みとなり、また消費も2期連続のマイナスとなっています。
特に景気の先行指標となる設備投資が大幅にマイナスとなっているのは非常に痛いところです。
経済指標やイベントリスクを度外視して、いつまで下値探りの展開となるかがポイントと
なるのかが誰もが知りたいところでしょう。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、ヘッジファンドには解約45日前通告ルールというのがあります。
これが今年は機関投資家が第四四半期分を清算する通告日が11月15日に当たります。
この弱いパフォーマンスを考えると、それまでは売り圧力がかかるのでしょう。
本日は欧米諸国の不透明感からドル円が、ユーロ円が円安に振れる可能性は少なく、リスクオフの動きによって、両方の通貨に対して円高圏にて留まることが考えられます。
どうしてもテクニカル的な動きになってしまいがちとなり、引き続き下値試しの展開が
予想されます。
ただし、個人的にはこの下落は天の贈り物だと思っています。
<テクニカル>
8700円のギャップを昨日の下落で埋めました。次のギャップは10月15日と10月16日
にできたギャップ8577円と8633円が意識されます。
ここを割り込むと本年6月からのメジャーサポートライン上の8500円なるでしょう。
一方でボリンジャーバンドを考えると、そろそろ買いが入ってきて、そろそろ反転しても不思議ではありません。
本日の経済指標
日本時間09:30 豪10月NAB企業景況・信頼感
日本時間13:30 日本9月鉱工業生産確報値
日本時間19:00 独11月ZEW景気期待指数・現況指数
日本時間19:00 ユーロ圏11月ZEW景気期待指数
日本時間28:00 米10月財政収支
本日のイベント
EU財務相会合

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