昨日の世界の株式市場
NYダウ-121.41 NASDAQ -41.70 英-15.58 仏-1.91 独 -27.87
伊 -97.70 西 -36.60
急落した一昨日。オーバーシュートであると思ったのですが、昨日も続落です。足を引っ張っているのは相も変わらずギリシャ・スペインと「財政の崖」です。
~欧州~
一昨日の急落を受け値ごろ感からの買戻しで始まりましたが、上値が重たい展開となりました。
ギリシャがなんとか財政緊縮案を通しましたから、来週12日のユーロ圏財務相会合でギリシャの支援の向けた合意なされると思われた中、ドイツのショイブレ独財務相が「ギリシャへの追加支援に関する決定を来週下すのは早いかも知れないと」話したと伝わり、また追加支援はトロイカのレポート提出後とのEU関係筋の話しも伝わっています。
ギリシャは今月下旬前に財源が枯渇すると言われている一方で、トロイカの報告は枯渇予定日以降となる見込みで、ギリシャ問題が再燃しています。
またこの日はECBの定例会合後にドラギ議長が記者会見をし、
「ユーロ圏の景気、2013年に向けて弱いままとなる公算である。」
「欧州委員会の下方修正を受けて経済見通しを修正中」
などの発言であらためてユーロ圏経済の見通しの暗さを強調した形となったことも、株価の下押しの原因となったと考えます。
マーケットには現況のマーケットの下落を認めるが、そんなにー例えば米国―のように下落をしていないことから、正常な調整の中での地固めの最中であるとの見方もあります。
ギリシャは12日には解決するために大反対のデモを受けながらも議会で可決したのに、ドイツは「決まらないかも」EU関係者は「トロイカの報告を待つ」というのは、ちょっとあんまりだというのが、ごく個人的な感情です
ギリシャにしたら「じゃぁどうしたら良いの」でしょうね。
~米国~
JPモルガンの来年第一四半期に最大30億ドルの自社株買いの再開を米規制当局が承認したことが好感視されたこと、また発表された経済指標が良かったために(貿易赤字415億ドル 予450億ドル、新規失業保険申請件数35.5万件 予37万件)オープニングは前日比プラスで開始されました。
しかし、欧州の経済見通しの悪さの再確認やギリシャ問題の再燃、またオバマ大統領が「財政の崖」への与野党の強力を促す電話を
いれましたが、共和党は「富裕者層への増税」「防衛費の強制削減の単純な先送り」に応じない考えを示しています。
米富裕層に対する増税はアメリカ経済へのダメージが大きいとする根拠はなんでしょか?
それは最上位5%に属する高所得層のアメリカ人の消費が2011年には全体の37%に相当していたからです。
話し合いはキックオフしたばかり。「崖の深さ」が焦点です。
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