昨日の世界の株式市場
NYダウ -10.75 NASDAQ -12.56 英 -67.20 仏 -30.17 独 – 23.77 伊 +17.94 西 +9.00
2日ぶりの再開となったNY市場が他国の市場に好影響を及ぼすかなと個人的にはおもっていたのですが、結局パットしないまま押しなべて小反落して終了しています。
まずはヨーロッパ。
昨日色々と経済指標が発表され
ドック小売売上高前年比-3.1%(予-1.2%)、仏個人消費前月比+0.1%(予+0.2%)伊失業率10.8%(予10.8%)ユーロ圏失業率11.6%(予11.5%)、消費者物価指数年率+2.5%(予+2.5%)
となっており、その内容は市場予想を上回るものは一つもなくユーロ圏全体では物価も失業率も上昇となっておりネガティブなものです。これらの数字は引き続き欧州の経済状態の悪さを認識させるものでした。これでは値ごろ感の買いでしか株価が上昇することができません。
また昨日はユーロ圏の財務相会合が予定通り電話で行われました。こちらも予定通り(?)結論は出ませんでしたが、ギリシャに対して財政赤字削減と経済の規制緩和に向けた一段の努力を迫ったと報道されています。今月12日にできればギリシャ救済プログラムへの結論を出したいとしていますが、まだ紆余曲折がありそうです。
この12日については独逸がトロイカの報告を待つとの姿勢を頑なに崩していませんし、トロイカの報告が12日までに確実に出るとは決まっていません。
現在ギリシャに対しては財政再建に2年間の猶予を与える方向であるとの印象を受けているのですが、この2年の延長で新たに300億ユーロの追加支援が必要との試算が出ており、勿論ドイツは同意をしていません。
またギリシャ国内においても、支援条件で求められている緊縮予算や民営化法案関しては連立与党で切り抜けられそうですが、労働法の改正に関しては連立与党の中で意見の食い違いが見られ、こちらも実は支援を受けると体制ができていません。
いやはやチキンレースもここまで極まれりです。
再開されたNY市場ですが、ハリケーンの復興需要が見こめる企業群 ~電線会社、ホームセンター、発電機メーカー、建設機械関連~ には買いが入った模様ですが、本日からの重要景気指標の発表を控え、全体としては小動きでした。
10月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったことも株価の足をひっぱり、結局小反落をして終了となっています。
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