昨日の世界の株価
NYダウ -101.37 NASDAQ -43.06 英 +20.87 仏 +16.59 独 +11.95 伊 +65.53
西 +36.60
予想を上回る米経済指標を背景に上昇しましたが、欧米の当局者の発言を受けてNYダウは2週間ぶりの安値で8月末以来の3ケタの下落となっています。
昨日発表された9月の消費者信頼感指数は70.3。前月の61.30から上昇しています。こちらは今年2月以来の高水準でマーケットの予想値の63.0をも上回っています。
期待指数は71.1から83.7に、現況指数の46.5から50.2へと改善しており、個人消費の拡大を期待させるもので、少なくとも米の消費者が数か月前よりも楽観的になっていることが示されました。
またS&P/ケースシラー住宅指数は主要20都市圏の住宅価格は季節調整済みで前月比+0.4%と6か月連続の上昇を示しました。ただマーケット予想の中央値の+0.9%は下回りました。季節調整なしでは+1.2%でこちらもプラスですので堅調な住宅市場を現しています。
これらの米国経済指標は良くヨーロッパ株式市場を押し上げましたが、、次の欧米当局者の発言が時差のあるNYダウを下へ引っ張っています。
ECBアスムセン専務理事
「ECBはギリシャの債務再編には関与しない」「ギリシャが資金不足に陥った場合、ユーロ圏各国政府のみが資金提供ができる。」
プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁(投票権なし)
「QE3は成長や雇用増加にほとんど効果なないであろう」
「FEDは特定の失業率を目標にできない」
「これ以上の量的緩和は中銀の信認を損なう」
と発言をしています。
プロッサー氏の発言はヨーロッパ市場が引けた後でしたので、影響を受けたのはNY市場でした。ただプロッサー氏はもともと金融緩和に対し反対派ではありますので、この発言がまともにとられたというよりは、高値警戒感からの売りの引き金になったと考えるのが妥当かと思います。このプロッサー氏の発言で相場のトレンドが変更には至っていないと思います。
チャートのポイントとしては13400をサポートするかどうかです。
昨日はドラギECB総裁の発言はありましたがこれといって目立ったものはありません。
ただ一つ「ECBの行動は独にとっても利益」と発言をし、一歩引くドイツをけん制することは忘れていませんでした。
日経平均予想レンジ 8900-9100 (昨日終値9091.54)
今日の相場環境は正直わるいですね。円高、NYダウの2週間ぶりの安値、9月の権利落ちが重なっています。下値試しの動きにならざるを得ないと考えています。9000円がホールドされるか否かが本日のポイントです。
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