みなさん、こんにちは!
今日は、「気付かない」をキーワードにして書いてみます。
人というのは、
自分のことを知ってる…
ようで、
知らない…
ものです。
そこで、まず、次の質問に答えてみてください。
自分が欲しいモノは何ですか…?
こう聞かれたら、みなさんは、なんと答えるでしょうか…?
欲しいモノ…
を、ちゃんと答えられたでしょうか…?
たしかに、
どうしても欲しいモノ…
など、
強い思いのあるモノ…
は、答えられたはずです。
ならば、
それが欲しいモノのすべて…
なんでしょうか…?
みなさんは、どう思いますか…?
資料では、意外にも、
答えられたモノ…
は、
欲しいモノの一部でしかない…
という傾向が表れていたのです。
強いて言うなら、
多くの欲しいモノは、答えられない…
ということです。
実は、ここが重要なんです。
売り手の多くは、
お客さまは、欲しいモノのことをすべて知っている…
と思っている傾向があります。
たしかに、上述したように、
強い思いがあるモノ…
なら、
すぐに頭に浮かぶ…
のは事実です。
しかし、
思いの小さい、その他の多くモノ…
は、
言われないと気付かない…
のも、また事実なんです。
もう少し分かりやすく言うと、
「こういったモノがありますよ…」
と言われて、はじめて、
「そういえば、コレも欲しかったんだ…」
と気付くということです。
これは、どういうことか…?
ポイントは、ここなんです。
つまり、
売りたい…
と思うなら、
お客さまは、欲しいモノを知っているはず…
と思い込むのではなく、
多くの欲しいモノは、言われないと気付かない…
という点を理解し、
「こういったモノもありますよ…」
と、
積極的にアピールする…
ことも必要だということです。
![160407](https://stat.ameba.jp/user_images/20160406/23/marketing95/a9/6b/g/o0300030213613479431.gif?caw=800)
欲しいモノの多くは、言われないと気付かないものなので、積極的にアピールする…
強い思いのあるモノ以外は、意外と言われるまで気付かないものですので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今日の記事に関連して、「マーケティング」「行動経済学」「心理学」「哲学」「社会学」「経済学」「経営学」「マネジメント」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
■「みなさんへの質問」
みなさんの会社やお店では、積極的にアピールしていますか…?
お客さまは、自分の欲しいモノを知っているはずと思っていませんか…?
欲しいモノであっても、言われるまで気付かないこともありますので、積極的にアピールすることも必要なのではないでしょうか…?
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。