価格競争を行っている企業同士は
お互いが利益を削りあっていることを
わかっているのに値下げを行います。
牛丼の並盛りも、
250円で売るよりは300円で売ったほうが
企業にとっては売上も利益も大きくなります。
しかし、この消耗戦から抜け出すことができないのはなぜでしょうか?
今日は、その答えを解くヒントになる
囚人のジレンマ
と呼ばれる問題を紹介します。
問題.
あなたと共犯者Aさんの二人は警察に逮捕されました。
それぞれ別の部屋で取り調べを受けています。
今の取調べの状況だと、二人とも3年の刑期になりそうです。
そのとき、ある取引を持ちかけられました。
「あなたが先にAさんの罪を証言すれば
Aさんを無期懲役、あなたは無罪にしてやる。」
「ただし、二人とも証言した場合は
二人とも5年の刑期に処する。」
別室ではAさんもまったく同じ内容を持ちかけられています。
あなたがAさんより先に裏切れば、あなたは無罪になります。
しかし、Bさんの方が先に裏切れば、あなたは無期懲役です。
二人ともこのままにしていると3年の刑期で、
二人が同時に証言したら5年の刑期になります。
さて、あなたならどうするでしょうか?
【今日のポイント byマーケティングアドバイザー】
あなたとAさんと牛丼チェーン店に置き換えて考えてみましょう。
もっとも利益が大きくなる判断はどれになるのでしょうか。
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