価格に関するお話、もう少し続きます。
今日は
一定の価格が広く浸透している価格
のお話です。
ジュースやガム、アメなどの値段は
一般的に相場が決まっています。
缶ジュースなら120円ですね。
これが、150円や200円だったりすると
それだけで差別化の要素になります。
もちろん、価格が上がれば品質への期待も高まります。
サントリーのプレミアムモルツは
普通のビールよりも価格が高いですが、
販売開始以来ずっと高い人気を保っています。
私たち消費者は非常にわがままなもので、
価格が底値だと感じると
今度は「多少高くても良いものが欲しい」と思うようになります。
上に挙げたプレミアムモルツもその一例です。
現在、ファストフード業界は
マクドナルドなどのハンバーガーショップだけでなく
牛丼チェーン店も激しい価格競争を行っています。
その一方で、スープストックトーキョーのように
無添加素材のみを扱った「多少高くてもよいもの」を
提供しているお店も人気があります。
価格以外の面でも同様のことがいえます。
世の中で健康志向が高まれば高まるほど
メガマックのような特大メニューや高カロリーの商品がヒットしています。
まるでシーソーのバランスを取っているかのようですが、
今後の消費者の好みを予想する上で
これは知っておくといいかもしれません。
【今日のポイント byマーケティングアドバイザー】
消費者は価格が極端に偏ると
今度は反対のものが欲しくなる
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