昨日は「専門用語、カタカナ用語を使わない」
ということに関して説明しました。
今日は
「~性」「~的」を使わない
というテーマです。
生産性
利便性
絶対的
機能的
などなど、「~性」や「~的」といった表現はたくさんあります。
わが社の新サービスは
既存のものよりも格段に利便性が高まっています。
営業マンでこのように話す方がいます。
しかし、どういった面で利便性が高まるのか、上の文章ではわかりません。
ここで
「どのように利便性が上がるのですか?」
と質問すると、今度は
生産性が上がることでより一層機能的な組織作りができます
という答えが返ってくることがあります(笑
では「生産性」や「機能的」とはどういったことなのか、
はっきりわからないため、メリットを感じにくい印象を受けます。
昨日のカタカナ用語と同様に、
「~性」や「~的」という表現はとても便利な言葉であり、
使っているとちょっとカッコいい印象があるため
ついつい使ってしまいがちですが、
相手にとってはわかりにくいこともあります。
「利便性」という言葉は利便性に富んだ言葉で、
記事を書く生産性が上がる機能的な表現であるため、
創造性のある文章を書くためには絶対的に必要です。
・・・もうなにがなんだかわかりませんね。
しかし、「具体的」や「可能性」という言葉は曖昧な表現ではありません。
もっと具体的に説明しましょう
という文章でも相手にしっかり伝わります。
日本語はいろいろな表現のできる言語です。
そのため、同じ意味を伝えるにも様々な表現の仕方があります。
わかりやすく伝えることは
社内の人間関係や家族との関係など、コミュニケーションにおいても
非常に重要な要素だと私は考えています。
ぜひ、自分の文章や表現が相手に伝わっているか
考えてみてください。
【今日のポイント byマーケティングアドバイザー】
「~性」や「~的」といった表現は、曖昧で伝わりにくいことがある
