来年完成予定の新東京タワー「東京スカイツリー」。


新しい観光スポットとしてすでに話題になっていますが、

「東京スカイツリー」という名称の評判はどうなんでしょうか?



この世論調査 によると、


気に入った・・・約27%

気に入らない・・・約73%

う~ん、かなり不評ですな。



新東京タワーの名称は一般公募から選ばれました。


18000通以上の応募の中から最終候補を6つに絞り、

2ヶ月間の全国投票の結果、「東京スカイツリー」に決まりました。


全国投票の結果で決まったのに

7割以上の人が「気に入らない」ということは

最終投票はかなり得票が割れた接戦だったのかな?




ちなみに、最終候補は


1)東京EDOタワー

2)みらいタワー

3)東京スカイツリー

4)ゆめみやぐら

5)ライジングイーストタワー

6)ライジングタワー


の6つ。

あなたならどれを選びますか?



このような公共施設のネーミングの場合、

親しみやすさと覚えやすさがポイントではないでしょうか。



新東京タワーの差別化ポイントは・・・


世界一高い(610メートル)

世界でも最先端の技術が使われている

五重塔などの古代建築の良さも活かされている

デジタル放送全般の普及のための電波塔


といったところです。



そして、我々一般人としては冒頭に書いたように

新しい観光スポットとしての役割もあります。


そのため、幅広い年代に受け入れられる覚えやすさと

愛着が感じられる親しみやすさがあるとよいと思ったのです。



4)のゆめみやぐらは

「ゆりかもめ」や「うみぼたる」に通じるものがありますよね。


数年前にこの投票が行われていたらこれに決まっていたかもしれません。

個人的にはけっこう好きです(笑


しかし、何の名称だかわかりにくいというデメリットもあります。



また、「○○タワー」という名称は使い古されていて

最先端というイメージはあまり感じません。



となると、残るは「東京スカイツリー」になりますね。

・・・消去法なのでこじつけっぽい感じですが(笑


まだ決まったばかりなので馴染みが薄いかもしれませんが、

もう少し時間が経てば世論調査の結果も変わってくると思います。




みなさんも、自社の商品のネーミングを考える際は


その商品(サービス)を利用するお客さんに

どんな印象を持ってもらいたいか


を考えるとヒントが浮かんでくるかもしれません。


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