立入勝義さんの新書
「検証 東日本大震災そのときソーシャルメディアは何を伝えたか?」
という本を先日ようやく拝読させて頂きました。
実は先日のセミナーでもこの本を事例として
ご紹介させて頂きました。
この本は、3.11の東日本大震災の時、ソーシャルメディアが
どういう役割をしたのか?
海外はロサンゼルス在住でありながら日本人という立場から
日本人としての気持ちと、海外から見る日本と言う中立的立場から
東日本大震災におけるソーシャルメディアで起きた現象を
色んな確度から検証しています。
この本を読むとあの大震災の時の記憶が蘇ってきますが
あの時、どんな事が起きて、ソーシャルメディアを通じて
何が僕ら日本人の中に起きたのか?
海外のソーシャルメディアの事例との比較しながら
立入さんの分析をしています。
この本を読み終えて、僕が思うことは
ソーシャルメディアに触れる機会のある日本人
これからソーシャルメディアをやろうとしている日本人の
全ての人が読んで欲しい人だと思いました。
そのくらいに強い記憶と強いメッセージが
込められた本と言っても過言ではないです。
結果として、あの3.11の東日本大震災が
僕ら日本人にとってソーシャルメディア革命となった事を
身をもって体感したと思います。
あの震災を通じて、恐らくソーシャルメディア史上
もっとも多くの人を救い助けたとも言っても良い過ぎじゃない。
今回の震災を通じて、また日本は世界で唯一の歴史を
刻み込んだと言えるのではないかと思います。
戦後、焼け野原になったこの日本が
その後、世界第2位の経済大国へと成長した歴史。
僕らは、東日本大震災と言う出来事から何を学び
これからどう生きていくのか?
そのヒントが、この本には書かれていると思いました。
ソーシャルメディアに触れる全ての日本人に
この本は読んで頂きたいです。
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