この記事は、青石ぽろみ記者が
稲垣佳美氏主宰のオンラインサロン
443倶楽部に潜入。
マル秘な内容を命がけで
レポートにまとめたものである。
443倶楽部とは?という方はこちら
443倶楽部9月前半のライブ配信は
『コロナに便乗する起業業界の闇』
をテーマに語られました!
コロナの影響で、起業業界をはじめ
社会が様変わりしている感じがあります。
今回は、
・こんな営業マンには気を付けよう
・消費者トラブルで困ったら
・私が会った営業の鏡
といった内容でお話したいと思います!
社会的混乱期にビジネスチャンスを狙う人たち
コロナの影響で、社会的に混乱期を迎えています。
社会的混乱期とは、要するに
困っている人が増えているということです。
例えば、これまでリアル・対面で仕事をしていた人たちは、オンラインに切り替えなければいけないなど、変化の波が来ています。
個人でもお金を稼ぎたいというニーズが高まり
オンラインコンテンツを作りたい人や、ネットで集客をしたい人が増えました。
ただ世の中には、この流れをビジネスチャンスとして見ている人がいて、
在宅ワーク詐欺や、困っている人に実績のないコンサルを売る人がいるんですね。
もちろん、困っている人の問題を解決してあげるのはビジネスになりますので、これからもそういったコンテンツは増えていくでしょう。
しかし、中にはカモにしてくる人もいますから、注意が必要です。
コロナの焦りを逆手にとって…注意が必要な営業マン
危険な勧誘や営業の見極めポイントとして、クロージングの強さがあります。
つまり、一発当てましょう!などと提案したり、おどしたりする営業ですね。
「これをやらないと、あなたの未来が暗くなりますよ!」とクロージングをかけてくるのは、本来消費者センター行きの案件です。
起業界隈でも
「コロナで解雇されるから、いま起業しなきゃ」「それだけの売り上げじゃ全然だめですよ」
とダメ出しをされるとか。
このようにクロージングが強い商品の場合、じつは売る人のほうが心理的に困っていることがあります。
私の出来事なんですが、
先日、保険の見直しに行ってきました。
その時に「コロナにかかったら、一生保険に入れませんよ!」
と言われて、私のニーズには合わない商材を勧められたんですね。
私には私のニーズがあって保険を見直しに行っているのに、そこを無視して、向こうの勧めたいものを押されたんです。
そういう営業っていやですよね~。
そして「一生入れない」など極端なことを言ってくる営業って、仕事が出来ないと思うんですよね。
コロナだって、いずれ特定疾患から外れると考えたら、一生入れない!と断定するのはどうなの?と思ってしまう。
治療法が確立されても、一生入れないのか?と突っ込みたいです。
いくら商品がいいとしても、脅されて、不安にさせられて買うのは嫌ですよね。
このように、普段の生活でも起業業界でも、煽って売ってくる人には気をつけてくださいね。
今、大変な業界は営業をがんばっていると思います。
印刷業界ならチラシをつくりませんか、のぼりをたてませんかと営業の電話がかかってきます。
業界全体として、頑張れる部分は頑張ったほうがいいですし、いい商品もちゃんとあると思いますよ。
営業するときは期待値を上げすぎるな!
最近インスタをはじめて、在宅ワークのママをたくさん見かけます。
彼女たちは、みんな同じ商品を売っているんですよ。
おそらく、在宅ワークで稼げる!という謳い文句で講座を受けさせ、講座のアフィリエイトさせる流れだと思います。
購入者側は、最初は在宅ワークをするつもりで、アフィリエイトするつもりはなかったんだろうな、とは思いますよね。
こういった話は在宅ワーク系だけでなく
ネットワークビジネスにも言えることですが
売る側が本当に売りたいものを隠して、別の名目を使って売るっていうのはどうかと思うんです。
怪しいし、別に初めから堂々と「当社はこれを売っています!」と言えばいいのでは?って。
そしてたくさんお金を払って、うまくいくと思ったら、今度は自分が集客しなきゃいけない。
結局、購入前の期待値が高かったんでしょうね。
ですので、ものを売るとき
「これをやったらすぐに稼げる!」と言って
約束できないことを期待させるのは、あまりよろしくないです。
私もビジネスコンサルで営業を教えるときは、
お客さんの期待値を上げすぎないでよ、って教えています。
あまりそこを盛りすぎると
「期待通りにならないじゃん!」というクレームが出るんですよね。
販売者側には、消費者センターからリコールがかかる可能性もありますし、デメリットが大きいです。
まわりに困っていそうな人がいたら
営業ってうまい人は本当にうまいんですよね。
こういう風に言えば、相手からYESを取れる!ということをよく知っているから。
調子悪いときは、サインしちゃうと思いますよ。
タイミングよく、困っているときであれば
「この人が助けてくれる!」とか思ってしまいますしね。
だから、もしこの混乱期に高額な商品を買おうか迷うならば、いったん家に持ち帰って考えてみるとか、信用している人に相談してみてください。
また、困っている人が自分のまわりにいたら、大丈夫?って声をかけてあげてほしいです。
買うのを止める、とかじゃなくて、話をきいてあげてほしいかな。
それだけでも正常な判断力が戻ってきて、抑止力になったりするのでね。
困ったら消費者センターに相談を
ご自身でも、まわりの方でも、
返金などのトラブルで悩んだら、消費者センターに相談するといいですよ。
以前は返金トラブルといえば、
宝石や着物、エステだったりしましたが
今は起業塾みたいなところやセミナー事業、FX系に変化してきているかもしれませんね。
景気が悪くなると、ガチでお金がほしい!という人が増えて、霊感商法やデート商法が増えるので…。
わたしたちも“かしこい消費者”にならないといけませんよね。
ご自身で営業する人は、相手に精査する時間を与えることです。
会社だと、そう言ってられず、突き上げられたりもするのでしょうが、そんなに押さないでも、営業ってできますよ。
営業って、信頼関係なのでね。
私はお客さんの方から「買いたいです!」って言ってきてほしいし、押し付けたら負け!って思っています。笑
稲垣さんが思う“営業の鏡”
社会的混乱期には、押しの強い営業には気を付けよう!と話してきましたが、
ビジネスをまっとうにやるって、けっこう大変なことなんです。
とくに営業は、すごく忍耐力のいる仕事なんですよね。
例えば、いい雰囲気で商談が進んでいたのに
お客さんが「すこし考えさせてください」と言った途端に、
営業マンが焦って、急に押しが強くなってくるかもしれません。
でも、営業の人の気持ち、私はわかるなぁ。笑
けれどそこは満面の笑みで
「そうですよね!考えたいですよね!」って同意してあげないと。
爽やかに同意!
「今しかないですよ!」って焦らす営業さんもいるけど、別に明日でもいいじゃないですか?
他社と比較する時間も必要だし、質問があれば連絡してくださいね、という状態にしておいたほうがいい。
本当にうまい営業の人って、精神力にたけていて、売って来ないんですよね。
私がこれまでに、この人はすごい!と思った営業さんがいます。
その人は、一回しか会ったことないのに、人の名前をカンペキに憶えているんですよね。
いつも三つ揃いのスーツをピシッと着て、会うと笑顔で挨拶してくるし、気を配ってくれて。
「一緒にできることがあれば、やりましょう!」みたいに、爽やかで押さないしね。
その営業さんを見ていると、営業って接客で、信頼関係なんだなぁと思いました。
あの人は営業の鏡だなって思いましたよ。
キチンとしている人のところへは、また行きたいなって思いますもんね。
信頼関係の構築の仕方が、すごく勉強になりました。
まとめ!
今回のライブ配信の内容をまとめます!
かしこい消費者になるために
☑脅したり煽ったりしてくる、クロージングが強い営業には気を付けよう!
☑もし困ったことがあれば消費者センターに相談しよう
自分が営業するときは
☑営業は信頼関係!また会いたいと思われる振る舞いをしよう。
☑商品を売るときに、期待値を上げすぎないように気を付けよう
☑相手に購入前の考える時間をあたえよう