こんにちは。
マーケティングコンサルタントの井上可菜美です。
あなたは、読んだ本の内容ってちゃんと身についていますか?
私が以前、陥っていた失敗パターンがあります。
それは、最初から最後のページまで読んで満足するパターン。
これだと、本を読んだだけで、実際の行動にはほとんど落とし込めていなかったんですよね。
本を読むこと自体は、素晴らしいことだと思います。
今まで、著者が歩んできた人生の中で培ってきたもの(それはおそらく何十年と生きてきて得たもの)を、本のおかげで、私たちはたった数分、数時間とかで学ぶことができる。
これってすごいことだと思うんです。
それなのに、読んだだけで行動に移さない。
そうすると、現実は何も変わらないですよね。
せっかく本を読んで、新しい知識や考え方を知ることができたのに、こうなるのは非常にもったいないと思います。
そこで今回は、私が実践して効果的だと感じた読書法を紹介したいと思います。
ポイントは2つあります。
1、『アウトプット』
2、『削読』
1つ目、アウトプットについて。
本を読むのはインプットですが、アウトプットの方が重要です。
読むだけでなく、読んだ内容を人に話したり、ブログに書いてみたり、実際にやってみたり等、どこかでアウトプットするんです。
これだけで、本の内容がより記憶に定着します。
2つ目、削読について。
本を全部読んでも、全部の内容を実践するのはほぼ無理です。(その必要もないですが)
全部読んだところで、時間が経てばだんだん忘れていきます。
本は、いかに削読していくかが大切です。
読まなくて良いところは読まない。
目次を見て、今の自分に必要だと思う箇所だけを読む。
たった1箇所だけでも良いんです。
そしてそれをアウトプットする。実際にやってみる。
1冊の本の中で、1つでも実践できたら、その本はとても価値のあるものになると思うんです。
1冊を最初から最後まで読んで1つも実践しない
よりも、
1冊の内のたった1箇所しか読んでいないけれど、その1つを実践する方が価値のある行動なんです。
だから、全て読む必要はなく、1箇所でも読んで1つだけでも自分の血肉にすること。
逆に何一つ実践しないのなら、読むだけ無駄だと私は思います。