クチコミで見るサブプライム問題
今年に入り、サブプライム問題がニュースでかなり取り上げられていますが、それは検索数、クチコミ数にも反映されています。
検索数はGoogle Trendsの2004年からのデータ、クチコミ数はKizasiの2005年4月からのデータです。
今年に入って、いかに注目度が上がったかがこうして可視化されています。
◆検索数
◆クチコミ数
担当のお客様で、10月と比較して11月で広告効果が激減しました。(ほぼ同等の運用であったのにも関わらず)
もちろん、他の要因もありますが、このサブプラ問題の影響もありえると考えられるような業界です。
ちなみに、下の図は、9月から11月まででサブプラ問題に関する記事数全体を比較したものと、
その中で、ポジティブな記事数と、ネガティブな記事数をあらわしたグラフです。
10月→11月で、記事数全体で23,128→40,296と1,74倍、ネガティブな記事は7,617→14,848と1,95倍。
11月に入って、何と2倍近く増えています。
◆記事数全体比較 (9月~11月)
◆ポジ・ネガ記事数比較 (9月~11月)
11月といえば、本国アメリカではメリルリンチの巨額損失や、
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q4/550852/
シティバンクのCEO辞任、
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071105/fnc0711051909011-n1.htm
日本では、大手金融期間がサブプラに関連した損失額を発表し、テレビでも大きく取り上げられていましたね。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071119/fnc0711192024012-n1.htm
マスで大きく取り上げられ、興味を持って検索する人や、自分の見解を述べる投資家達。
サブプライム問題で検索すると、ニュース、ブログ記事がたくさん引っかかってきます。
金融期間に勤めている方や投資家達の意見も多く見られます。
マスコミからの情報も個人が発する情報も、こうして時間的・空間的制約を超えてすぐにマッチングできてしまう。改めて、WEBの世界で起こっていることを実感しました。
広告をやっている人間としては、ユーザーとのコミュニケーションの取り方や情報の流通のさせ方など、諸々考えさせられることばかりです。
そして、こういった経済的要因の影響も大きく受ける広告。
単月の広告効果の良し悪しに一喜一憂しながら、足元の施策を打っていくことももちろん大事ですが、
今のこの環境がどうなっていくか、ユーザーはどう動きそうか、、この先を予測し、見越した上で、ユーザーに対して、今どうアプローチしていくべきか、なかなか難しいですが、中長期的な視点で問題を捉えていかないと、広告主の課題を解決することはできないだろうと、改めて思った次第です。
<メディアマーケティングG 仁王敬子>



