CGMの力、消費者の力。
Web上でも大きな話題になったのでご存知の方も多いかと思いますが、
今年のスーパーボウルでは「Consumer-Generated CM」
つまり、消費者が制作するCMが全米に放映されました。
30秒でおよそ3億円という破格な出稿費が必要となるこの枠に対し、
フリトレー、シボレーといった大企業がこうした取組みを行ったことは
広告の歴史が大きく変化していることの現われだと思います。
企業からの一方的な情報提供から、
消費者が作る、消費者と企業がともに作るブランドへ。
私たち広告代理店の向かう方向性も、マスメディアが主流であった数年前とは
大きく変化しています。
そしてついに、その潮流は、スーパーボウルと並ぶ
アメリカの一大イベントである大統領選にまで
影響を及ぼし始めています。
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Ad Innovator: 大統領選キャンペーンでも消費者作成CM
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2007/09/cm.html
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商品のプロモーションという商行為とは異なり、
選挙という非常に公共性の高い分野にこの仕組みが取り入れられ始めたのは
また新たな広告の歴史の一ページが繰られ、
広告の可能性を大きく広げてくれるのではないかと大いに期待しています。
そして、類似の流れが日本でも。
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フレ!フレ!Flash応援団
http://www.jimin.jp/sousai07/flash_bosyu/
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Flashを用いて自民党の政治活動に関与するという、
かつてなかった消費者との関係性構築に対して積極的に取り組む姿勢は
とても高く評価できるのではないでしょうか。
惜しむらくは「優秀作品を数点選び、投票日前に当サイトで掲載します。」と
なっており、選考の過程や、優秀作品以外の作品は閲覧できそうにないこと。
様々な問題をはらんでいることは理解できますが、
可能であれば徹底的に消費者に近いキャンペーンにしてほしかったな、と
思います。
いずれにせよ、CGMの登場によりその影響力を強め続ける消費者の声。
うまく活用して、企業が、そして消費者がハッピーになる
戦略を考えたいな、と思っています。
<Webマーケティンググループ 本多忠房>
