自衛隊を退官してから、ラッパの音を聞くのも嫌だったので、テレビ番組も自衛隊関連のものは、ほとんど観ないのですが、妻が観ていた番組をたまたま観ていました。沖縄戦の研修中に、官民が一丸となって戦ったことを美談として語るシーンがあり、この発言については、自衛隊としても遺憾であるとのテロップが流れていました。

 国を守るために、国民全員が戦う。なんだか、愛国心あふれる話ではありますが、食べるものも、お金も、ほとんど国に差し出した上に、兵隊でもない国民に戦いを強いるなんて、おかしな話だと思います。自分たちの代わりに戦い、守ってもらうからこそ、すべてを差し出しているというのに、共に戦えなんて、飲食店にお金を払って、自分でご飯を作れと言われてるような気がします。(我ながら変なたとえ・・・)

 まぁ、コメントしていた幹部候補生たちは、自分たちの判断で、国民を危険にさらすことは、あってはならないといった決意を表明していたのは、救いではありました。国民から税金を取る割に、最終的には自己責任でといったスタンスは、霞が関の考え方が、戦時中から変わっていないということなんでしょうかね。

 介護の世界でも、これに近い状況があるなぁと感じることがあります。お金を払って、お世話をしてもらうために入所しているのに、日常生活動作の維持のためと称して、介助を求める利用者さんに対して、「自分でしなさい」などときつい言葉をかけるとかね。もちろん、日常動作においてのリハビリが大事なことはわかりますよ。でもね、なんだか釈然としない私がいるのであります。

 今回は、めっちゃ愚痴っちゃいました。まだまだ修行がたりませんな。